こんにちは。

るんです。

ビタミンDについて、下記のような効果が期待されるということを前回のブログに書きました。

・着床率や妊娠率を上げる

・男性の精子の運動能力も上げる

・流産率を下げる

・妊娠後の妊娠高血圧の発症リスクを下げる


前回のブログのリンクはこちら。


それぞれについてエビデンスを調べてみます。


◎着床率や妊娠率を上げることについて

2019年にReproductive Healthに載った論文

↑生殖補助医療を受けるカップルが対象となった研究。不妊治療中なら採卵周期か移植周期か分けてもいいのに?と思いつつ、特に分けてはいないようです。


この論文では3つのグループに分けて解析しています。

①充足群(75nmol/L-)

②不足群(50-75nmol/L)

③欠乏群(-50nmol/L)

これって日本の基準と比較してどうなの?というところが気になります。

日本の基準は

30ng/mL以上以上→充足

20−30ng/mL→不足

-20ng/mL→欠乏

とのことです。1ng/mL=2.5nmol/Lなので、日本の基準と全く同じところを基準としているようです。



Implantation rateとは着床率

Clinical pregnancy rateとは臨床妊娠率

Live birth rateとは出産率

Biochemical pregnancy lossとは化学流産に相当する、hCGは陽性となったが胎嚢確認に至らない状態

Clinical pregnancy lossとは流産

です。

*がついている項目は有意差が出たことを意味しますが、すべての項目で有意差が出ています。


ビタミンDの血中濃度は高ければ高いほどいいのだろうか?という疑問も持っていましたが、この論文を見る限りは、日本の基準でも充足である30ng/mL以上を目指せば良さそうだなとわかりました。


長くなってきたので、他の項目ははまた今度、、


ビタミンDに関する他のブログはこちら!