数年前、ベースマガジンの企画で「ファズを作ろう!」をやっており、材料を完璧に買い揃えた挙句見事に失敗して全部ゴミ箱に捨てた苦い思い出から約8年。全く自分でもわからないのだが「何でもいいからエフェクター作りたい」欲がキラウェア山噴火の如くボコボコと湧き出てきた。
そんなこんなで大阪は日本橋にてパーツを調達。今回作るのはいわゆるループボックス。センドリターンをかまして複数のエフェクターを一度にオンオフ切り替えられる代物である。



有名なところだとワンコンのこれと同じ機能を有するものを作る。

今回買ったパーツその他を列挙していく。

モノラルジャック3個
ステレオジャック1個
LED1個
抵抗4.7kΩ1個
DCジャック1個
9Pスイッチ1個
アルミケース(HAMMOND 1590B)1個
リーマー(4〜16mm)

以下は必要だが家にあったもの。

マスキングテープ
ハンダゴテ
ハンダ
配線
ドリル(2〜4.3mm)

工程としては、

マステを貼って穴空け箇所をマーク
ドリルで穴空け
リーマーで穴拡張
パーツ取り付け
ハンダで配線

終わりである。すごくわかりにくいが、9Pスイッチはこんな感じで配線をした。


途中経過の写真を一切撮ってなかったので、完成したものがこちらになる。



これ、考えればわかるのだが、電源はLEDを光らせるためにしか使ってないので、LEDなんて要らないぜ!という人は電源なしでも使うことができる。というか、普通のループボックスやA/Bボックスってそういうものらしいね。
なんかノイズもあるっちゃあるのだが、一応弦アース取れてるしまぁ気にするほどではないのかな…?

とりあえず、案外簡単に出来たので、今度はバイパス付きのA/Bボックスでも作ってみようかしら。案外配線に余裕があったので、ラチェットさえあれば同じケースのサイズで作れるかも。。。

なお、このループボックス作成は、友人である上官氏の多大なるご協力により達成することが出来ました。ここに深く感謝の意を示させていただきます。


おわり