幻と違い | Listening is Believing

Listening is Believing

RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記

$Listening is Believing-2010.1.15

昨朝7:30
東野圭吾著「幻夜」読了。

「白夜行」以上に
あまりに切なく儚くあっけない最期に
開いた口が塞がりませんでした。

美冬=雪穂なのか? 
「白夜行」に出てきた夏美は...?など、
湧き出す疑問があまりにたくさんあり過ぎて、
まだうまく呑み込めていません。

美冬が別人だと分かった時、雅也同様、愕然としました。

この2作についてはもう一度、
状況を把握しながら、ゆっくり読み直す必要がありそうです。


話は変わりますが、
最近、自分のブログをきっかけに東野圭吾を読んでくれる人が
結構いるんです!
いつもオススメを聞かれると、
まず「秘密」と言ってるのですが、
読んでくれた人みんなが
「感動した!切なくて悲しくて良かったです!」
的な感想とともに、とても喜んでくれます。
音楽同様、そういった感情や価値観を共有出来るのって、
なんかめちゃくちゃ嬉しいんですよね!!
自分だけの世界にどっぷりと一人で浸るのも
それはそれで楽しいですが、
自分がもともとレーベルを始めたきっかけが
「カッコ良いと思える音楽をみんなで共有してシンクロしたい」
という思いだったりすることもあって、
例え推理が同じでも違っても、
一つの作品に対して色々な意見/感想=違いを楽しめるので
自分の知らないこと、気付かなかったことを
どんどん知ることが出来て、精神的にすごく充実出来ます。

違うから、知ろうとするし、
違うから、成長し、
違うから、一緒になれる。

やっぱり人それぞれで違うことって、
本当に素晴らしいことですよね!

なんかよく分かりませんが(笑)、
東野圭吾さんの作品を読むようになって、
最近特にそう思います!


One for CHIGAI , CHIGAI for One...