こんにちは。
 子どものココロに寄り添い、笑顔の毎日をサポートする
 学校司書の そらおです。


 風がなく、気持ちのいい お天気の週末になりました。
 明日からまた 不安定な気候になるようで、貴重な週末です(^^)


 昨年五月に発行され、メディアなどでも紹介されて話題になっている一冊です。
 遅ればせながら 読むことができました。

「かがみの弧城」(ポプラ社)。
 それぞれの事情で学校に行けなくなった 七人の中学生が、鏡を通じて城に集められる…のが大筋です。

 ファンタジーのような、ほんのりとミステリーのような雰囲気もありますが、本作は いじめや家庭環境により 居場所をなくした子どもたちの “心の救済”をテーマに描かれた物語です。


 主人公 こころは中学一年生。
 中学校に入学した五月には 学校に行けなくなります。
 同級生に 感性をからかわれ、言いがかりによる執拗な嫌がらせを受け、彼女にとって学校は  緊張する恐い場所になったのです。

  こころが受けた恐怖と悲しみに いきどおりを感じます。
  いつの時代も 学校という限られた場所で傷つくのは、自分の世界を持った 優しい気持ちの子どもたちです。

 心震える言葉に多く出会える作品ですが、自分にもっとも響いた一行を…。

 ――城の向こうの非日常と、お母さんや東条さんのいる日常。その二つが今あることに感謝する。ここに帰ってきたい、とどうしようもなく思う (429頁)


 自分が“ココロの学び”を受けたということもありますが、こころたちのこの状況は カウンセリングに似ている、と思います。
 非日常の世界で 自分を見つめ直し、また日常に帰っていく。以前より少し成長した 自分となって。


 そして、本を読むこともまた 心のセラピーのようなものだな…と。


 昨日 お天気に誘われて出かけた公園で。
 水仙が満開でした (^^)


 読んでいただいて、
 ありがとうございました‼


そらお