「12月24日はただの12月24日で、それ以外のなにものでもないんだよ」
「見苦しい現実逃避ですね」
「見苦しい現実逃避だね」
「まさかのシンクロ!?」
「あ、みなさん、メリークリスマス」
「メリークリスマス、イラスト公開だよ。本当は昨日したかったんだけどね」
「よかったですね、先輩。初めてイラストに載りましたよ」
「え、どこ?」
「袋の中だよ」
「え、オレのイラスト初登場がこれ!?」
「キミなんてこの程度さ」
「ぐっ……!」
「いえいえ、お似合いですよ」
「嬉しくないわ!」
「ほら、天華ちゃんもお世辞を」
「それお世辞じゃねーよ、悪口だよ!!」
「注釈をつけると、この私は痴女だからこんな恰好をしているわけじゃなくて、着ぐるみの背中のチャックを一番上まで閉めるのが嫌で……」
「いつも通りじゃねえか」
「注釈をつけると、僕はサンタ服のスカートの下はちゃんと穿いてます」
「注釈付けるまでもなく普通はそうだよね!?」
「ノーパンになるのは兄の前だけで……」
「ストップやめろ! 警察のお世話になる『未成年に手を出した兄と露出の妹』なんてニュースは見たくないから!」
「いやいや、さすがの天華ちゃんでも、今のは冗談で言ったことくらいわかってあげなよ」
「そうです兄とはまだそこまでいってません」
「『これからいく』みたいなニュアンスで言わないで!」
「キミはばかだな。『馬鹿』や『莫迦』と漢字をあてると馬や鹿や釈迦に失礼だから、あえて言うなら『罵過』といったところかな?」
「『罵』り『過』ぎなのはお前らのほうだ!」
「そういえば『厩(うまや)』と『厠(かわや)』って、漢字が似ていないかい? この私は聖徳太子の別名『厩戸王子』を見るたびに一瞬『え、トイレで産まれたの?』と思ってしまうのだけど」
「九蓮宝さん、言葉遊び久々ですね」
「ああ、毒舌も天華が続けているし、登場しても言葉で遊ばないから最近初期のキャラ設定吹っ飛んでたもんな」
「……まあ、若干自覚してはいるけどね」
「もはや普通の女の子じゃないか、キャラ薄いなー」
「なっ……!」
「先輩失礼です九蓮宝さんに謝ってください」
「オレはいつも罵られてるのに!?」
「りぶらんの中でキャラ付が揺るがなく固定されてるのはツッコミ兼毒の受け皿である先輩だけなんですよ」
「あれお前は?」
「口調とテンションは安定しましたけど、兄への情熱をどこまで表現していいのかを迷ってるみたいです」
「ロリコンでブラコンの妹好きなやつに兄妹愛の線引きを任せるなんて危険すぎるっ!!」
「あれ先輩、僕のこと心配してるんですか?」
「ああ心配だよ、お前の発言次第でこのブログの存続自体が左右されるんだから!」
「天華ちゃん天華ちゃん、九蓮宝家のパーティーにこないかい?」
「しばらく黙ってたと思ったら会話の流れ無視して入ってきた!」
「あ、いきますいきます」
「お前は行くんかい!」
「2人まで招待できるから……」
「兄連れてきてもいいですか?」
「うん、そうだね、それがいい」
「オレは!?」
<続かない>
