今日はひとり。
アパートを出て、前の道路に出る。
ここは住宅街、車も走ってない。
まっくらに電灯の灯りがついている。
真ん中に立って上を見る。
空がある。
今の仕事場場がある方向の西の道沿いを眺める。
100m先は行き止まりでまっくらだ。
右に曲がる道がある。
東を見る。街灯に照らされた道がずっと続いている。
嫌な事がある。
いきたくない理由がある。
だから西は暗く感じるのだろう。
東を見て、明るく見えるのはそっちに行きたいからだろう。
逃げたいからだろう。
人の心は何気ない事に敏感だ。
それに気づくか気づかないか。
考えないで、堂々といければこのうえない。
だが、そう思ってしまう。
そう思いたい。
弱い人間でいい。
負けでもいい。
隣の芝生が青く見えたっていい。
ただ、明るい道を歩きたくなった。
ごめんなさい。
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