なんか最近、世界同時代不況を理由に、せっかくツライ思いをしてすすめてきた「改革」=官僚制のあり方への改革、公共土木事業への改革、政治家の資金調達の意識改革なんかへの見直しが、なし崩し的に後退している気がするけど、ダメだよ、これを好機と、亡霊のような人々に元に戻されちゃ。
小泉改革の前に、石井紘基議員という議員がいたのを忘れちゃいけない。石井さんは、官僚制のあり方へ相当鋭いメスを入れて、さて、いよいよこれから本格的なオペが始まるという時期に……殺された。
石井紘基さんがやろうとしてたこと、その結果、彼にもたらされた現実、さらに、そこから推察される――「日本の深い闇」をわすれちゃいけない。その闇の根源にライトを当てて、闇を内包するシステムをぶっ壊してやろう!としたのが、小泉さんなわけで。いまこそ、石井紘基産の事件を思い出すべきだよ。進歩した社会を、戻しちゃいけない。