ここ3日の出来事
2011/02/12
あたしはシドニーを出た。
出発前の1週間は初めてホームシックにかかった。
不安で不安でしょうがなかったから。
行く場所以外全く何も決まってなかった。
ファームで働いてセカンドビザが取れればラッキーだな
くらいにしか考えてなかったから。
目的を持つって必要なんだな。って改めて思ったよ。
なぜかむしょうに行きたかった場所パース。
とりあえずわずかな情報を頼りに移動を決意。
シドニーから飛行機で5時間程かかることも
時差が3時間もあることさえ知らなかった。
飛行機を降りてから突然の体調不良。
きっと着陸前の数十分の運転が下手だったからだろう。
早く休みたかったのでまずはバッパー探し。
予約してなかったからとりあえず市内に行きたいとバスの運転手に告げる。
運転手はいくつかバッパーを教えてくれ、
「バッパーの前まで連れてくよ、その方がいいと思うけど」と。
親切だ。
バスの中、思いもよらぬブラジル友からの電話。
もう1度会いたかったな。
でもなぜかわかんないけど、また会える気がする。
きっとこの直感は当たるんだ。
着いたバッパーは想像より綺麗。
昨日まで滞在していたバッパーと比べれば天国。
ベットが柔らかく、動いてもギシギシいわない。
1時間ほど休息をとり友達に会うために出かけるが
体調は悪化している。
駅で友達を待つ間も何度トイレに駆け込んだか・・・
座り込んでいると黒人男性が「大丈夫か?」
と声をかけてくれた。
「なんだか不安そうだったから。」と。
優しいなぁもう!
なんとか無事友達と合流し、トッポキを作ってくれた。
あいにくの体調で、抜群に美味しそうには食べれなかったが
この日ちゃんとしたご飯を食べたのが初めてだったから
ありがたかった。
なにより全く知らない町で唯一の知り合いに会えたのが
救いだったかもしれない。
そしてこの1週間ホームシックだったのが嘘のように
落ち着いている。
やはり迷った時は行動するに限る。
動いてしまえばやるしかないのだから。
2011/02/13
体調は思ったほど悪くない。
移動できるならしたいと思ったが、マーガレットリバーまで
行く方法が分からない。
日曜だからインフォメンションセンターが閉まっている。
わざわざ電車に乗りEast Parth駅まで。
今日マーガレットリバー行きのバスが出ているが出発まで2時間しかない。
荷物はバッパーに置いてきたし、お金も下ろしたいし
ネットのモデムも買いたいし
なによりお腹が空いていた。
そんなことすっかり忘れチケットを買う。
なんだか早く行かなきゃ、という気分だった。
出発まで2時間しかないというのに電車があと30分来ない。
往復の時間と、荷物の受け取りと
買い物とお金の引き出し。
時間が無い。
でもイライラしてもしょうがない。
これがここのペースだから。
結局バスには間に合った。
すしロールまで食べれた。
米、最高。
5時間の長旅。
同じような景色がずーーーっと続く。
でかいなぁオーストラリアは。
やはり最善の体調ではなかったので、多少気分が悪くなる。
バスの停留所までバッパーの人が迎えに来てくれる予定だったが無理に。
タクシーで来いとのことなので
とりあえず見つけたスーパーでパンとジャムだけ購入。
バッパーに何も売ってないかもしれないから。
タクシーを見つけたくメインロードで突っ立って待つ。
が。
タクシーが通らない。
どうしよう。
時間はあるけど、とにかく到着したい。
「Are you OK?」
と、また声をかけてもらう。
事情を説明すると、タクシー会社に電話して一緒に探してくれた。
不運にもどこも忙しく来れないとのこと。
そしたら
「僕のバンで送ってあげるよ」と。
パパ・ママがイタリアから遊びに来ていたとのことで
申し訳ないし、車内はぎゅうぎゅうだったけど、
バッパーまで10キロ以上あるし、この体調が優れない中
15キロの荷物を背負って歩くのは不可能。
甘えて乗せてもらうことに。
さらに
「僕が君と同じ立場だったら誰かに助けてもらいたいもん」と一言。
なんて優しいんだ。
絶対この親切は忘れない。
着いたバッパーはまるでホテル。
そしてあたしに用意されていた部屋はダブルベットの素敵な部屋。
オーナーは
「妻の手伝いを1日1時間してくれれば宿泊費はタダで良い。
バッパーの掃除の手伝いをしてくれれば給料も払う。」 と。
なんだかうまくいきすぎてて信じれず怖くなる。
なんか、おかしい。
あまりにオーナーが優しすぎて夜中襲いにくるんじゃないかとか
明日から奴隷のような生活が始まるんじゃないかとか
いろいろ心配のあまり眠れなかった。
2011/02/14
ブラジル友と昨日救ってもらった人からHappy Valentine~!とのメールが。
すっかり忘れていた。
日本で待っている彼氏にメール。
こんなんだからあたしは女らしくないんだ。
記念日さえ忘れちゃうようなやつだから…
朝からバッパーの掃除の手伝い。
良いパートナーに出会い、しんどいながらも楽しんだ。
昼過ぎには仕事は終わり、昨日買ったパンしか食べるものが無いあたしは
食事が終わるのも早い。
友達もいないここで、やることは一切無い。
オーナーと話しをすると
「ここではのんびりすごせばいいんだよ。
ゆっくり、ここを楽しんで。」と。
あたしは日本人で日本人気質は抜けていない。
どちらかというと暇は苦手で忙しい方が好き。
でも、なんだか不思議とオーナーの言葉を素直に受け入れることができ
のんびり過ごしてみようと思った。
自分のペースでいいんだ。
ゆっくり。
夕方、海まで散歩。
本当に綺麗な青。
すれ違う見知らぬ人でもにっこりしてくれる。
友達がいないここだが、少し癒されたあたしは
昨日あんなに夜が怖かったのに
今日はぐっすり眠れた。