西加奈子さんのエッセイ「くもをさがす」を読んだ


本屋で見つけて、お金を出してわざわざ買った。


病気の話。カナダの話。


読み進めようとしても、閉じてしまい中々進まない。


カナダは、良いところだったんだね。治療は大変だよね。ガン怖いよね。そう思う。


でも、時折突然挟まれる日本に対してのディスりに不快になる。


私が今暮らしている日本。楽しく暮らしている。

不便やストレスも確かに感じる。

それでも、ここで暮らしていたいから、ここで暮らしていく為の選択を。折り合いを。日々行っている。

私は日本が好きだし、日本での生活も好きだ。好きなものを否定されて悪く言われて気分は良くない。


私も海外には行ったことがもちろんある。その海外にも好きな場所はある。


カナダを称え、時折日本をついでにディスって話が進む。


今彼女は褒め称えたカナダから日本に帰国している。


本を読み終えて


「何で日本に帰ってきたんだろう?」


素直にそう思った。病気も治ったんだから大好きなカナダにいたらよかったんじゃないのかな?日本に帰国してきた意味が全くわからなかった。ディスりにディスった日本で本を売る…

褒め称えろとは言わないけど心情がよくわからない。


あんなに本の中で日本を嫌っているのに…


読み終えて、私の大事な生活費を使ってこの本を買うんじゃなかったと思った。もったいなかった。

本は読み終えてすぐに捨てた。私の生活空間に置いておきたくなかった。


どんな物も受け取る側によって印象が変わることを改めて感じることが出来た1冊となった。

そういう意味では戒めとして、手元に置いておいても良かったのかな。