”【名作朗読】『貨幣』太宰治” | おひろのブログ・libe

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思い付くままに…

面白かったです

かなり早口の江戸女っぽい主人公の口調はキレが良く 

ビール1本を  葡萄酒4本にかえてしまう欲深い闇屋の婆さんを通し

女の欲深さの  あさましく凄いことを
語る下りが

うん! うん!
言いえて妙 そうだ!そうだろうな  と同調します

多分その通りだと思うけれど 
こういう欲深い「婆さん」は 作家が誰かは関係無く 色々な小説によく登場するけれど

男の欲深さに比べ殆どの場合 ちまちまとしているのが浅ましいし 用心深く大勝負しない辺りがカワイイ と思うのは私だけかしら?
女性の成れの果て的な
一つの例みたいで ビジュアルまで
想像が出来そうです
 
「欲」と言葉の最後に付くものは
全て抑制が難しいけれど
当たり前ではあるし 良くない事だから律する気持ちは必要だけど 抑え込むのは難しいね