1. 年齢による衰え
① 衰え始る年齢・・・20 ~30 歳に達したころから始まる
② 衰えの変化・・・・肌や頭皮や毛髪➟細胞と皮膚組織の機能低下
◆ 表皮 ➤ 乾燥,しみ,しわが発生!
◆ 真皮 ➤ 弾力の低下を招く!
◆ 頭皮 ➤ フケや臭いが発生!敏感肌化,炎症(赤み)を引き起こす!
◆ 毛髪 ➤ 白髪の発生!ツヤの低下!パサツキ!ハリコシの低下!を引き起こす。
③ 衰えの原因・・・4つの外的要因と2つの内的要因がある。
◆ 外的要因➡ 周囲の環境からもたらされる影響のこと。
1 .紫外線による皮膚の損傷
2 .活性酸素による皮膚細胞の酸化
3 .血行不良による皮膚の栄養障害
4 .炎症による皮膚組織の変化
◆ 内的要因➡ 体の内部からもたらされる影響のこと。
1 .ホルモン(エストロゲン)の減少
2 .抗酸化力の低下
※ ☆ 活性酸素が大量に発生すると、体を構成するDNA・タンパク質・脂質を傷つけて
炎症を引き起こし、皮膚の弾力性や保湿性の低下を招く。
☆ 体には、活性酸素を自然と取り除く、抗酸化力が備わっているが、
40 歳を過ぎると抗酸化力は急速に低下する。
☆ 抗酸化力が低下すると、体内の過剰な活性酸素を取り除くことができなくなり、
体は老化を加速します。
2. 年齢による変化を招く内的要因
① 女性ホルモン(エストロゲン)の低下
↓
30代後半から徐々に減りはじめ、40 代になると急激に減少する。
その為、40代以降になると肌の老化が加速します。
エストロゲンとは?
1.女性の体内の200 以上の代謝に関与しており、骨や皮膚、血管などの代謝を促すため、
『美肌ホルモン』と呼ばれる。
2.卵巣から分泌され、皮膚に弾力と保湿性の維持などに働きかける。
3.脳の視床下部(シショウカブ)の指令をうけて分泌される。
視床下部 ☛ エストロゲンの分泌以外にも、体温調節・食欲・睡眠などの本能的な行動や
怒りや不安などの情動行動(自律神経系)の中枢でもある。
<エストロゲン減少のサイン>
エストロゲン減少のサインは、多くの場合、脳にある“視床下部がパニックを起こし、
乱れた指令を出した結果”と考えられます。
◆ 視床下部による調整が乱れると、体と心に様々な影響が現れます。
爪が割れやすい、スジが入っている
☛ エストロゲンの力を借りて作られるコラーゲン(爪の成分)の減少
あごにニキビやひげが出てきた
☛ 女性ホルモンにより抑えられた男性ホルモンの影響が現れた
情緒不安定になりやすい
☛ 視床下部が興奮状態になり、情動行動が安定しない
HOT フラッシュ』と呼ばれる急なほてり 『
☛ 視床下部が興奮状態になり、体温調節がうまくいかない
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