20歳そこそこから不安に思っていたことが今も消えない。
自分の基盤は不安定である。
今となってみたら20歳そこそこで基盤が安定してるやつのが少ないんだろうって思うけれど
自分の基盤の不安定さはやはり嫌でたまらないものだ。
心の不安定やら体の不安定やら生活の不安定、不安要素は尽きないわけで。
体の不安定ってのは
後天性虚弱体質、なんてネタにして笑ってるけど、真相はなんてことない。
昔は病名がなかった、今は病名がある、ってやつだ。
基盤が不安定ならせめて少しずつでも固めていこうとしていた20代。
どうにかちょこっと固まったかなと地面をたたいてみる現在。
地面の底にある基盤はやはりもろくて不安定で。
今もなお、基盤がもろい分どこかでバランスを保とうと必死にもがく自分がいるのだ。
T社を辞めてから、1年何を学んできただろうかと考えた。
いい意味で学んだこともたくさんある。
ミスをしないために自分が何をできるか、とか。
自分が不向きである職につくとどーなるか、とか。
けれど一番頭に沁みついているのは
「人を簡単に信用してはいけない」
表面上の付き合い・建前に対して本気本音になっていた自分はやはり滑稽だったんだということだ。
なんと情けない。
滑稽なぐるりの足元はぐらぐら揺らいだまま。
2011年の社会人生活は表面上という言葉に趣を置いてみる所存でございます。
……社会復帰できたらだけどね。