Realtime LOVER
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

67枚目

こんばんは。

最近ではずっとキンクス漬けであった。
特にSomething~以前の4枚をよく聴いていたのだが、また少しづつTHE WHOに気持ちがスライドしつつある。

高校生時代にモッズに目覚めてから、まだ深くモッズミュージックの知識が無かった頃の僕にとってのアイドルはTHE KINKS、SMALL FACES、そしてTHE WHOであった。
未だにその熱は覚める事なく、むしろより一層好きになっていっている。
キンクスは英国的センスで元祖ブリットポップであるし、スモール・フェイシズは最高の伊達者だし。

じゃあ僕にとってフーは何か。
僕の見方は他の二組とは違ったベクトルに行っている。
ズバリ、世界一のエンターテイナーであり最高のライブバンドである。


彼等のキャラクターや立ち振舞いは勿論、ただそれだけならただの色物だけど、音楽的には非常に真面目というか様々な試みを行っている点でミュージシャンとしても優れていると思う。

ロジャーのボーカルは非常にブラックテイストだが、同時にフーの演奏に負けないパワーとボトム力があり、マイクを振り回すパフォーマンスが無くても立派なフロントマンだ。

ジョンのベースに敵う奴はいない。断言してもいい。あれほど冷酷に、動かず、無愛想に、ベースを異様に速い指の動きで弾く奴はどう考えてもアブナイ奴である。


奇人列伝ばかり取り立たされるキースだが、実にお茶目で愛らしいキャラクターであり、一見無茶苦茶に叩いている様で実に細かいオカズを入れる名ドラマーである。
ドラムセットがデカくなっても見せかけが多い中、彼は全て叩ききる。彼の手数を満足させるには100台のタムが必要だろう。
一発入魂の愛しのドラマーだ。


そして核のピートは“スマッシング"ギター担当だが、同時にリード、リズムギターを担当している。
この3つの作業を1曲に注ぎ込めるのはピートだけだろう。
決してテクニシャンというタイプではないけども、静と動の使い分けが非常に旨い。
パワフルに掻き鳴らした次には綺麗な短音を瞬時に爪弾くのである。


そんな彼等のパフォーマンスが面白くないはずがない。

僕がバンドで演奏する時に意識するのは、ブラックミュージシャンのソウルとフーの演奏精神である。
別に演奏が上手くなる欲求が無い訳ではないが、上の二つが満たせれば僕のバンドをやる理由がハッキリするのだ。



そんなフーの魅力を存分に楽しめる映画『The Kids Are Allright』をお勧めしたい。

これを観て感化されないバンドマンには、少々控え目に中傷しない程度の言葉を送るとするなら「センス無いね」である。



映画と共にオリジナルアルバムも楽しんでいただきたい。


モッズバンドとしての1stも良いが、早くもオリジナルソングのセンスやその後のミニオペラへの伏線としての2ndもお勧めである。

中期以降であれば個人的にはトミーよりも好きな『四重人格』と編集盤の『Odds & Sods』がお勧めである。


最近では忘れさられがちな3枚目『The Who Sell Out』をよく聴いている。
こちらもコンセプトアルバムであるが、スポンサーを付けるアルバムというユニークな内容ながら全体的にサイケも意識したポップサウンドであり、本人達的には迷走期にある時期の作品故にあまり語られないが、ファンとしてはこういった苦悩と打開を併せ持つ時期も聴いていて心地好い物である。


こうして振り返るとフーには一枚として「駄作」というか、流れで作った作品が無い気がする。
どの作品も前後にはバンドとしての変化やドラマがあり、それがアルバムに反映されてると思う。



フーを聴くといつも最初に聴いた頃を思い出す。
それこそ1stのジャケットの様に上を睨み付けた僕が今の僕を見ている錯覚に陥る。
心構えというか信念がその頃と変わってはいないか!?と自問自答してしまう。
いつまでもティーンの気持ちを持っていたいものである。
My Generationの『歳を取る前に死にたい』という歌詞は文面通りにではなく、フィジカル的にも精神的にも歳を感じるようではいけないという警告の気がするのだ。


ティーンの頃と比べて確かに様々な事が変わったが、あの頃の勢いと感受性はいつまでも失いたくないと感じる。





THE WHO とは僕にとってそんな存在である。



という事で、少しセンチになってしまいましたが、本日はこの辺で。


66枚目

こんばんは。

2月に入り寒さのピークを迎えている北海道。
今日まで雪まつりでしたが、行かれた方はいるでしょうか?
毎年というか、季節的に雨か雪か分からない物や気紛れに暖かくなったりと、雪像にとってはツラいものがあると思います。
いつも思うのですが、1月にやれば?と考えるのは私だけでしょうか。


それはさておき、今、KINKSの1stを聴きながら湧き出た気持ちを書き記してしまおうと思った次第です。


“CHUCK BERRYとBO DIDDLEYの偉大さについて"


唐突ではあるが、60年代のビートグループを聴いていれば嫌でも耳に入ってくる名前である。
前者はビートグループの登竜門と言わんばかりに皆こぞってカヴァーをしていた。
後者は割りとブルーズに偏ったバンドがリスペクトしてカヴァーしていた。

そんな印象があります。


両者共にオリジナルアルバムは手に入りにくい現状。(レア盤とかでは無く、只単に需要の問題かと)
それとは逆に実に様々な編集盤が出ている。(これも需要の問題か)


まだ未聴の片は無理せず編集盤をお勧めする。
僕自身も編集盤から入ったクチだ。


彼等の魅力を語るのは難しいが、前記の様に様々なアーティストのカヴァー数を考えれば言わずもがなだろう。


チャックの魅力。それは『イントロ』である。
敢えて『リフ』とは言わないのは、フレーズ自体がイントロにしか使ってない様な物が多いからだ。
所謂「つかみ」の様にインパクトを与えるサウンドで皆踊り出したくなるのだ。

そしてもう1つの魅力は『カントリーテイスト』である。
彼の楽曲は痛快なリズムが多い。
普通ブルースならば野暮ったいリズム、静かなリズムが多いが彼のはやかましい程リズミカルだ。


ロックンロールの定義を「黒人音楽に白人のリズム」という捉え方をするならばエルビスではなくチャックこそロックンロールだと思う。
白人が黒人風に歌うからロックンロールなのでは無く、ブルースにカントリーテイストを混ぜ合わせたからロックンロールなのだと僕は考えている。

そういった意味で僕の中でのロックンロールのパイオニアはチャック・ベリーなのだ。

だからこそロックンロール開拓時代のバンドがこぞってエルビスではなくチャックのカヴァーをしたのは実に自然な事なんじゃないかなと思っている。


一方、ディドリーの方は(「ボ」って皆書くけど「ボ」だけじゃねぇ…)、リズムに特徴がある。
ジャングルビートと呼ばれたそれは、実に荒々しく繊細な刻み方でギターが壊れる程掻き鳴らした。
ブルースミュージシャンに特有の「ギターソロ」というのがほとんど無く、フレーズのリフレインで押し切るという潔さが実に格好よかったりする。(こっちこそ『リフ』であろう)
オマケにサウンド面に於いても、細かなトレモロサウンドで独特の浮遊感を出している。

バンドがカヴァーする際もこういった点では非常に正確なカヴァーをしている。
ディドリーの曲の名前から採った「THE PRETTY THINGS」はリスペクト感に溢れたサウンドになっているので聴いてみて欲しい。(勿論ディドリーのカヴァーも満載である)



この二人のブルースプレイヤーが今日に至るロックミュージックに多大なる影響と礎を築いたのだ、と断言しても決して過言では無いだろう。(というかロックファンにとっては周知の事実だが)


ロックの教科書的な聴き方ではなく、あくまで自然に聴いて頂きたい。そして身を委ねて踊ってみると、ビートグループが惚れた理由が分かるのかもしれないと思う。



本日はこの辺で。

65枚目

こんばんは。

本日は1月10日に行った僕達のバンドの事を書こうかと思います。(記憶がある内に)


まず、ライブまでの経緯としまして「目標」をどうしようかと考えあぐねていました。
だいいちライブをやるかどうかも定かではない活動だったので(ストレス発散的な活動)、ライブの日程を決めてしまった方が身が引き締まるのでは?と。


しかし、次に箱の問題。
いざ「ライブやるぞ!」と思ってもワンマンなんてとても無理(色んな意味で)だし、ブッキングにしても友達の少ない私には声をかける相手もいない。(笑)
しかもブッキングを企画すると各所に連絡や支払い等あり面倒くさい。

そして何より我々のバンドは浮く。(笑)
ライブハウスで元気なキッズが、やれハードコアだミクスチャーだとやる最中、我々の60年代のコピーを受け入れてくれるだろうか…否!我々は我々を受け入れてくれる優しい所でやろうではないか!

…と、ライブをやる前からこだわり(ワガママ)ばかり。


しかし、うちのドラムの西君がやってくれた。

素敵な場所を見付けてくれたのだ。


札幌の澄川にある『MODAN TIME』というお店だ。(Modernでない所に何かこだわりを感じる)

所謂LIVE BARである。
お店の雰囲気、BGMにはオールディーズ。申し分無い。
客席との近さもポイントである。

そうだよ!この熱量が生まれやすい場所を探していたのだ。


さぁ、場所は決まった。
後は演奏だ。

私の ~奇跡の喉~ セットリストを一通り唄うと潰れる喉が唸る時が来た。


本来、今までのバンドではギターに専念していた為、唄うのは得意では無かった。メンバーに対してすら未だに唄うのに照れてしまう。
ましてやお客様になんてとてもじゃないが…

しかもギターを弾きながらだ。
一度に二つの事をすると私の頭はキャパシティオーバーを起こす便利な機能が付いている。


しかし日程も場所も決まったのでは開き直るしかない。
ありのままの(今一番使っちゃいけないフレーズだな)自分を見てもらい、たっぷり酷評してもらおうではないか。
そう考える事にしていざ本番だ。


因みに僕らのバンドはMagpieという名前だ。
特に意味は無く、鳥の名前にしたかったのだ。(60年代に鳥の名前を模したバンドが多かったので)



という訳でセットリストを。


1.Leaving Here
2.Heatwave
3.Runaway
4.Itchycoo Park
5.Good Lovin'
6.I'm So Glad
7.Talkin' about You
8.Land Of 1000 Dance~Mickey's Monkey


となっている。
ポイントとしては『カヴァーのコピー』である。
ほとんどがオリジネイターではなく60年代に活躍したバンドがカヴァーしたバージョンのアレンジを採用している。
オリジナルナンバーはItchycoo~くらいだろう。

そしてオリジネイターがほとんどブラックミュージックであるのもポイントだ。

単なるビートミュージック愛好家では無く、根底にきちんとバックボーンが見えた方が我々のやらんとしている事をハッキリさせれるかなと思ったのである。



と、生意気な事を言っているが本番はガチガチであった。(笑)
他の二人は緊張しながらも精一杯自分の務めを全うしてくれた。

問題は私だ。声も調子っぱずれだし、ギターも誤魔化す為に余計に歪ませてしまった。おまけに散々歌詞を間違える体たらく。
テンションだけで乗りきったのが二人にはホントに申し訳なく思う。



こういった反省点を見付けながらも総じて『非常に楽しかった!』である。

やはりバンド演奏には独特のエクスタシーがあり、他のどんな行為にも及ばぬ程の中毒性がある。

終わった後に早くも「またやりたい」と思っていた。

そんな素晴らしい一夜の体験であった。


対バンのTHE FISH & CHIPSさん。
ビートルズのコピーバンドであるが、やはりビートルズは偉大である。
一度演奏が始まると皆歌い踊りだす。
追体験なのに、まるでリアルタイムな熱量があった。失礼ではあるが、年齢を感じさせないパワフルな演奏。どうもありがとうございました!
また是非一緒にやりたいです。
その時はもっとディープなビートルズ話でもいかがでしょう!

そして箱バンでもあるHave Fun! さんもどうもありがとうございました!
いきなりオーティスときたら踊らずにはいられませんでした!全曲ツボでしたよ!是非また呼んで下さい!それまでにレパートリー増やしておきます(笑)

そしてそして見に来て下さった方々。拙い演奏ではありましたが、聴いていただきありがとうございました。
おまけに拍手や手拍子まで!
僕に限って言えば、今までこんなにレスポンスがもらえたのは初めてであった。(いやホントに。皆白い目で見てる様な人相手にやってたんだから)
心からの感謝を。

最後になったが、二人のメンバーにもお礼を。
発起人にして一番物覚えの悪い私のワガママに付き合ってくれて非常に嬉しい。いつもノリとテンションだけの練習に付き合ってくれてありがとう。
これからはしっかり練習するよ。(笑)
これからも地道にマイペースに活動できれば、これ程嬉しい事は無い。
テクニックでは無く、ソウルとフィーリングを大事に活動出来ればと切に願う。




結局、ノリとテンションで乗りきろうとしているのがバレた所で終わりにしたいと思う。(笑)


来場して下さった方、お店の方、対バンの方、皆様への感謝を。

God Bless Our Life.
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>