通常の学習を妨げることなく、どもりに関する指導を受けられるのが通級制度の魅力ですが、問題がないわけではありません。
例えば、指導内容にまつわる問題が挙げられます。
ことばの教室やきこえとことばの教室で行われている主な指導内容は環境調整です。
小学生以降は症状が定着化していることが考えられるため、大人と同様に言語療法などの医学的治療を受ける必要があると考えられます。
環境調整による症状の改善は幼児期あたりまでが限界とされているため、制度の利用時にはこの点を踏まえて検討すべきでしょう。
また、通級制度を取り入れている学校などの数にも問題があります。
通級教室自体が存在しない場合は少なくありませんし、中学や高校ともなればこの問題は顕著にあらわれます。
そのため、自校通級を必ずしも選択できるというわけではなく、他校通級を選択せざるを得ない状況に陥っている通級児童生徒は少なくないのです。
中には長距離移動を繰り返している通級児童生徒もいるため、施設の増加を望む声が高まってきています。
この問題を解決するためには、専門的知識を有した指導員の増加が必須ですので、施設の増加と併せて取り組んでいくことが大切と言えるでしょう。
通級の問題はこれらの他、差別に関することが挙げられます。
これは非常に大きな問題で、どもりが原因で通級児童生徒がいじめを受けるなど、否定的な対応をされてしまうことがあると言われているのです。
このような問題が解決しない限り、どもりの症状は改善するどころか悪化してしまう恐れがあるでしょう。
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