自分には夢があり、苦しい生活に耐えている支えは夢をかなえる情熱だけでしたから、当時は正直、あまりの苦しさから逃げ出したい気持ちもありました。アルバイトで稼ごうと引越し業者にお世話になっていた時に、リーダーとして指導してくれたのが50代のおじさんでした。引越し作業というのが、少し甘く考えていたこともあり、最初は厳しく叱られていました。荷物の扱いが雑だとか、搬入が遅いと言われていましたが、だんだんとコツをつかんで、仕事をやるようになったので、とても仕事が早くなりました。リーダーとも息の合った仕事ができるようになり、仕事の辛さもなくなっていったのです。将来はバーを開きたいと夢を語ることもあり、リーダーはお前のお店が出来たら、ぜひ最初のお客になってやるよと言ってくれたこともあり、関係は良好でした。そして自分はバーテンダーをやっている友人と資金が出来たので、店を出すぞと頑張った結果、お店を持つことが出来ました。