スピーチ、その、人の心を動かすもの。 | 霊的存在おんりゅうさんと一緒☆自分と他人と仲良くする開運サロン

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フリーランス巫女ささなおが、霊的存在の黒龍のおんりゅうさんのメッセージをチャネリングして、みなさんの人生が良くなるためにメッセージをお届けします。

今週の「考える人」メルマガも、すごかった!!

今週取り上げるのは、

「ブライアン・マッカーサー
 『我が言葉を聴け 歴史をつき動かした50人のカリスマ』(講談社)」

この本は、「戦争と革命、解放と殺戮の20世紀」の重大な局面に立ち、
同胞に向かって熱く語りかけた50人の指導者たちの言葉を集めたもの。
リンカーン、J.F.ケネディなどの超有名なスピーチから、
アンチヒーローとしてヒトラーのスピーチ、
苦難の渦中に行われたスピーチ、
様々なシチュエーションで、人の心を動かしたスピーチが取り上げられています。

「 その人物の口からいかなる言葉が発せられるか――。聴衆が固唾を呑んで、
そのひと言を待ち構えるという状況が、時として生じます。
ある“共鳴板”を胸に秘めた集団が、語り手の声にじっと耳を傾ける状態は、
私たちの人生においてもしばしば起こります。
古くはラジオから流れる終戦の詔勅を、日本国民全体が聞いていた時でしょう。
最近では東日本大震災の直後に、首相が語るひと言には、おそらくその重みがあったはず、です。
あるいは、会社が危機に瀕した時に、経営者が社員を前に、何をどういう調子で訴えるか――。
 
 私たちの誰もが、全身を耳にして、それをひと言も聞き漏らすまいとする状況は、
必ず何らかの瞬間に訪れるものです。
もちろん、その時に自分自身が発語する側にまわることも十分あり得ます。」

(メルマガより抜粋)


スピーチが苦手、という人は、実はとても多いのではないか、と実感しています。
オリンピック招致活動などの際、スピーチ教育の重要性などが時折マスコミに
登場したりしますね。

スピーチのシチュエーションにおける、説得力のある話し方や、声の出し方、
立ち居振る舞い、視線の送り方・・・。

様々な技術は、

「スピーチの内容、その本質」

があってこそのものであることは、疑いがないもの・・・だと私は信じたい・・・。

もちろん、技術でもって、言っていることがおかしいことでも、
なんとなく納得させられてしまう、ということは、往々にして起こりうることだとは思いますし、
実際そのようにして人心が操られたことも、歴史上あることでしょう。


メルマガでは、ニクソン元大統領のスピーチについて取り上げられています。
アメリカの歴代大統領の中では、どちらかというと嫌われものの、ニクソン。
そのニクソンが、ホワイトハウスに別れを告げる直前に、
それまで自分を支え続けてくれたスタッフに向かって行ったスピーチ。

「・・・「在任中に辞任する初の大統領」として、職員の前に失意の身をさらした時です。
 
〈とても大事な人に死なれたとき、選挙に落ちたとき、敗北を喫したときなど、
 すべては終わりだ、と私たちは考えるものです。
  まちがいです。それは始まりにすぎないのです。決まってそうなのです。
若い人たちはそのことを知らなくてはなりませんし、年長者だって知らねばなりません。
  そう知ることが、私たちをつねに支えるのです。
 なぜなら、偉大さは、万事がうまくいっているときに現れるものではありません。
偉大さは、あなたがたがいくつもの打撃、いくつもの幻滅を味わうときにおとずれ、
あなたがたの真価が問われるからです。
 なぜなら、あなたがたがこのうえなく深い谷間に置かれてはじめて、
このうえなく高い山上に立つのはいかにすばらしいことか、知ることができるからであります〉」

そして。このメルマガの筆者は、退陣後にニクソンにインタビューした、
日本でも人気の高い米国コラムニスト、ボブ・グリーンの残した文章を、
思い出すのです。

ボブ・グリーンがインタビューした頃、ニクソンは67歳。
あらかじめ連絡をして訪れたマンハッタンのオフィスは、ひんやりとうらぶれた雰囲気。
しばし待たされたあと、いよいよ、学生時代に忌み嫌い、散々悪口を言ったニクソンが現れる・・・・


じわっと鳥肌が立つような続きは、ぜひ、メルマガ