今日は13番目のカード、「死神」です。
タロットに触れた事のない方でも、一度は見たこと、聞いたことのあるカードの一つではないでしょうか?
ドラマや小説なんかでは、殺人事件の前触れや、その名の示すとおり、登場人物の死を予兆したりしますね。
このカードを引いた占い師が、悲痛な顔をして最悪な運命を告げる…結構多いですよね、こんなシーン。
その役どころはまさに、その見た目に似つかわしい、最悪の運命を導き出す不幸の象徴、といったところ。
では実際、このカードはそんな最悪な暗示を示すカードであるのでしょうか?
たしかに死神には、「死」というキーワードが存在します。
しかし、それは直接、生命の死を指すほかに、あらゆる事象の「終り」を示す言葉でもあります。
死神の正位置は、物事の「終り」を暗示しているわけです。
時が過ぎ、古くなり、必要のなくなった物は、手放さなければなりません。
それは環境やあらゆる事象にも当てはまること。
時としてそれは、終りは、悲しみや辛さを残していくこともあります。
しかし、それに打ちひしがれ、絶望することはありません。
死神の逆位置の示すキーワードは、「再生」
それは、追い詰められた物事の再生を意味することもあります。
そして、終わった物事の後にくる、希望に輝いた「始まり」を示すこともあるのです。
世界で「終り」と「始まり」は繋がり、決して切れることのない連鎖を続けます。
このカードは正位置と逆位置は、仏教でいうところの「輪廻」と近い思想を体現しているのかもしれません。
死神のキーワード
XⅢ 死神
☆正位置のキーワード☆
・死
・終り
・追い詰められる
・物事の手放し
・逆境やピンチ
・古くて終わるもの
★逆位置のキーワード★
・再生
・死地からの生還
・好転
・立ち直る
・心機一転
・新しく始まるもの
もしも「明日の自分の状況や運勢」をタロットで占い、死神の正位置が出たとしても、
それが必ずしも不幸なことであるとは限りません。
自分にまとわりついた古いものが剥がれ落ち、新たなものを受け入れる準備をする期間なのかもしれないのですから。
かず



