自分が高校時代、何度も立ち読みしていた絵本です。


どうやら有名らしいです。


著者: シェル・シルヴァスタイン, 倉橋 由美子, Shel Silverstein
タイトル: ぼくを探しに

    『だめな人と

     だめでない人のために』


この前書きで自分はひきつけられました…

自分はだめな人だから…


    『何かが足りない

    それでぼくは楽しくない』


    そう言って足りないかけらを探しにいきます。

 



この本と出会った当時の自分はとても落ち込んでいて

いつも何かが足りない気がしていて

自分が毎日の生活をなんだか空中から見ているような…

心ここにあらず…って感じの状態だった気がします。



学校からも部活からも家族からも逃げたい気持ちでいる日々…

だけど逃げられない…早く解放されたい…



そして辛い気持ちになるといつもこの絵本を立ち読み…

誰かに助けてほしいと感じていたんだと思います。

誰かにここから自分の心を救い出しに来てほしい。

動けないから…


(だけど良く考えてみると、転がっているのが自分なら

 動けるはずなんだけどw


だけど当事の自分は足りないかけらを探していました…

それは愛する人であったような気がします…

愛する人がいれば救われるのでは?・・・と


好きな人はいても何かが足りない…不安…不安…自爆





そして月日がたち、誰も自分を助け出してはくれない


自分は自分で何とかするしかないのだ…と思い始め


その為には自分が動いていかなければいけないんだ


と考え始めた事を覚えています。


(この時ようやく足りないかけらを探し始めた事になるのでしょうか…?




それは初めて病院に行ってみようと思った短大時代…











最近になってこの本を古本屋で購入しました。





今改めて読み返してみると、また違った気持ちになります。


相方と付き合って行く事で足りないかけらを見つけられたのでは?

と思った時期もありました…



だけど結局足りないかけらを見つけられても

それによって束縛やしがらみなどが生まれ

自由でいる方がいろいろ見えてくるのでは?…と




この絵本には

続編がありますのでそれに関しては

また今度振り返ってみようと思います…