中国古代の書物に春秋左伝というものがあり、そこにはこう書かれている。
国名
山川名
病名
六畜名(牛・馬・羊・鶏・犬・豚)
器物・玉絹名
玉は山でとれる宝石のことで海でとれる珠とは違う。
これらは病名をのぞいて祭礼に関係があったからである。
牛も馬も神様にささげるものとしての価値があった。
たとえばいまも絵馬に名残がある。
これらの漢字を名前に用いるのはよろしくない。
気になるのは「美」である。
美は「羊」と「大」がかさなってできたもので、
大きい羊は神へのいけにえに用いられたからである。
美という名前を安易につけるのは気を付けたほうがいい。
神は美しいものには目がないものなのだ。
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