最近、天気も良く、新しい車を購入してからドライブをしていないので、

少し遠出をしました。

クロミエールという小さな街をめがけて出発。

この周辺は、ブリーと呼ばれ牛のチーズで有名な所です。

車を走らせること1時間。


セーヌ川の支流グラン・モランという小さな川が流れていて、その辺りでピクニックができればいいな・・・

と、漠然と思い描いていました。


数メートルしかない川幅ですが、数人のおじさんが、昼食を取りながら魚釣りをしていました。

私たちもそこでお昼にしようか・・・と、思ったのですが、もう少し車を走らせ、

小さな牧場の脇で羊を見ながら昼食にしました。
les moutons












動物に興味を示す息子は、大満足。

外でご飯を食べるのも楽しんでいる様子。


昼食後、クロミエールの街の中心へ行き、お茶を。

川沿いにテラスがあるサロン・ド・テを発見。

そこで、コーヒーとケーキセットを頂きました。
salon de the









やはり、お出かけは気分転換になります。


今度の車は、オートマにしてもらったので、練習して乗れるようになりたいのですが、

ミニ・バン、右側走行、ルールなどに慣れなければ・・・


早く乗れるようになれば、夫がいなくてもドライブできるのに・・・


お土産にクロミエールチーズを購入。

やはりワインが欲しくなります。

牛肉のワイン煮込みを作るのに、ワインを開けたので授乳後に2年ぶりの赤ワインを少々。

やっぱり美味しかった!!

チーズはパンとワインが欠かせません。
fromage coulommieres

3日後、息子は11ヶ月になる。

身長 : 75cm  体重 : 9200g


日々の成長とは、すばらしいものだ。

昨日はできなかったことが、今日はできたりと、こつこつとこなしていいくのだ。


運動量がさらに増えたので、体重の伸びが落ち着いてきた。

離乳食の量は食べすぎ??といえる程、よく食べるのだが、

与えている種類が少ない。

日本だともっと色々与えられるものがあるのに・・・

それに、粉ミルクの食いつきがよくないので、母乳と離乳食だけで、

栄養が取れているのだろうかと不安がよぎるが、機嫌よくしているのでいいことにしよう。


体の面もそうだが、精神面でもかなり発達しているのが良く分かる。

大分、言葉を理解してきているようだ。

言葉を投げかけると、反応が返ってくる。

日本語とフランス語をうまく両立してくれるといいな・・・


やはり子供というのは、動物にとても興味を持つようになっているのだろうか??

泣き声があるから?ぬいぐるみが動いてるって感覚??

とにかく、動物の絵本と本物の動物を見るのは大好きである。

犬を見ると、ワンワンというようになった。

義両親の鶏の鳴くのが聞こえてくると、こちらを向いてにっこりと喜んでいる。

プチ・マロンのこともじっと見つめていて、目が離せないようだ。

触りたくて仕方がないようだが、プチ・マロンにワクチンを打っていないので、

当分、触れないのである。

プチ・マロンは病気を何度かしたからね・・・


fils

育児休暇も残り3ヵ月半。

息子をゆっくり観察できるのもいまのうち。

とてもいい季節に重なったので、

思う存分息子と遊びたい。

1週間前に私が住んでいる市の毎年恒例のリラ祭が行われました。

3日間、朝から晩までいろんな催し物が行われます。


義両親の提案で、パレードを見に行こうということになりました。

子供がいると、こういうお出かけが増えるのでしょうね。


彼らも10年経って初めてこのお祭りに参加するそうです。

感想は、郊外の市なのでちっぽけなものと思っていれば、意外に大きなパレードで、

大人も楽しめました。


さすが、フランス。地方の文化も豊富だけど、人種も入り混じっているので、

それぞれの民族衣装や楽器などを見るのも楽しかったです。
fete des lilas 2 fete des lilas 8

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中には、不気味な怪獣が近づいてきて泣いている子供までいました。

息子は、始めてみる行列、大きな音で鳴り響く音楽に釘付けでしたが、

とても楽しんでいたようです。

これから、こんな行事も横目に見ずに、どんどん参加しようと思いました。


息子よりも、義両親が孫とお祭りに行けて喜んでいた様子。

義母は、息子に風船を買っていました。

この先が思いやられる・・・

日本は梅雨入りをしたそうです。

6月ですね。


雨、6月で浮かんでくる花は、紫陽花です。


ずっと欲しいなと思っていた紫陽花。

額紫陽花などちょっと個性のあるものにしたかったが、花屋へ行って、

初めて知った紫陽花の特徴を知って、普通の青のお花にした。


紫陽花の花の色は、土の性質によって変るということ。

私が住んでいる地方は、どちらかというとピンクになりやすいそうだ。


日本やブルターニュ地方は、青になりやすいとか・・・


そこで、私は青が欲しくなった。

青を保つには、来年、土を酸性に保つための薬を混ぜるらしい。

放っておくとピンクに変るそうだ。


5月 23日                     5月26日
hortensia 1
hortensia 2

5月 29日                     6月 1日
hortensia 5
hortensia 7

私は、この紫陽花のつぼみがどんどん開いて、

色が付いてくるのが大好き。


ほんのり紫も混じっていて、雰囲気が出ています。

最近は、雨が多いのですが、

紫陽花はやっぱり雨にとても似合います。

8年間乗った夫の愛車のClioが、昨晩売られて 新しい持ち主と共に去っていきました。


ちょうど私と出会った頃に購入し、リヨンからパリの引越しも Clio が迎えに来てくれました。

夫は、見納めしたら? といいましたが、私はたかが車・・・という気持ちで見向きもしませんでした。

夫は、車が好きで大切に乗るタイプだし、8年も乗ったからとかなりの思い入れがあるようです。


日本ではどうなのか定かではありませんが、こちらでは、個人売買が盛んです。

専門のネットや雑誌に売りの広告を出したり、

車のガラスに広告を張ったりして簡単に売りに出しています。


日本で下取りしてもらうよりも、ずっといいお値段で売れます。

こちらでは、結構いい年代の車をまだまだ走らせているからでしょうか?


夫は売りに出すと決めて、すぐにネットで広告を出す要領を見ていると、

ちょうど5月末まで広告代無料というのを知って、

早速、車を洗って広告を出す準備に取り掛かります。


夕食を作るのに急いでいる私にかまわず、すぐだから写真を撮ってくれと。


広告を出して翌日、反応ゼロ。

すぐに500ユーロ値下げし、次の日、4件もコンタクトがありました。

そして、一番早くに電話をしてきた人は、その晩に現品を見て、

数時間後に代金を用意してそのまま Clio と 去っていったのです。


とても早い展開。

買主がいる手前、車の見納めなんてはしたないと思い外へ出れませんでした。

夫を待ちながら、テラスでお花の手入れをしていると、夫と買主のやり取りが聞こえてきました。

門の外に車を停めてあったので車は見えませんでしたが、

聞き覚えのあるエンジン音を聞いてさよならをしたのです。

フランスへ来られると伺ってから、この日を楽しみに待っていました。


この方と、8年前のあの日にパリの空港で偶然にお会いしていなければ、

今のお付き合いも存在しなかったのでは??と思うほど、とても不思議なめぐり合いだと思います。

毎年のようにフランスにお仕事に来られ、大袈裟な表現ですが、

唯一私がフランスに存在していることを見届けてくださっている。

私にとって貴重なリヨン時代もご存知。

とてもパワーのある方で、お手本にしたいところが一杯。

この日も、どんなお話が聞けるかしらと楽しみでした。


テラスでお茶もできるように、いいお天気だといいな・・・と思っていたら、

あいにくのお天気。


前日まで、雨が降っても晴れ間が見え隠れするというお天気でした。

贅沢言わないので、一瞬だけでも晴れて・・・と祈りながら寝ましたが、

思いっきり裏切られ、一日中グレーの雲が覆いかぶさったままでした。


それでも、食事中は雨がやんでいたので、

サンルームで過ごすにはちょうど良かったのですが・・・

翌日は、午後から真っ青の空でした。


お天気はどうであれ、やはりとても楽しい午後を過ごすことができました。


食事中は、息子がぐっすり寝ているという計算でしたが、

お客様を迎えに行っている間に、泣いてしまったようで、義父があやしていました。


Oh, non !! 計算ミスです。

よく、寝てから1時間後ぐらいに ワーと泣いて、そのまままた寝てしまうことがよくあるのです。

それを知らない義父は、部屋に入って完璧に起こしてしまったのです。

仕方がないですね。


あちこちと動き回る息子。

まだ、ベビー使用になっていないサンルームも計算ミスでした。

息子の部屋だと野放しにできるのですが・・・


私まで動き回って、落ち着かなかったことでしょう。


食事が終わったという時に、息子は再度お昼寝へ。

束の間の静けさでしたが、やはり、いない方が、ゆっくりできる!!


息子が起きたと同時に、義両親乱入、しばらくすると夫も帰宅し、そのうちに息子の夕食・・・

と、気づけばもう19時!!


夕食も一緒にということになりましたが、結局、息子が寝た後から本格的に食べることになり、

お客様には、とても失礼なことになってしまいました。


お忙しいお仕事の合間に来て下さったのに、帰りが遅くなってしまって、

睡眠不足でお疲れが出ていることでしょう・・・


さて、次回はいつお会いできるでしょうか?

下痢が10日以上続いています。

昨日、先生に診てもらいました。


先週から食べては下痢だったので、お腹もぺちゃんこ、体調が悪いのかぐずつくことも多く、

睡眠もきちんと取れないようです。


機嫌のいい時は、とても元気だけど・・・


すぐに乳幼児用の脱水症状を防ぐ飲み物、ポカリスエットのようなものを飲ませていたので、

脱水症状にはなっていないようです。


うんちのオムツを持参したので、すぐに検査に出してもらえました。

しかし、結果は5日後。


症状が軽いので今まで続けていたお薬を続けることになりました。


体重は、1ヶ月前に量ったよりも50グラム減っていました。

とにかく、食べて取り戻さないといけないそうです。


今までミルクは母乳のみでしたが、息子も10ヶ月になったし、秋の仕事復帰の準備も兼ねて、

これを機会に、粉ミルクも飲ませようと思います。


フランスでは7ヶ月からは、11時間ぶっ続けで夜は寝ないといけないとされているようです。

息子は、7ヶ月頃から必ず一度起きて、おっぱいを飲んでいました。


最近は、日本へ行ったのをきっかけに、2度、3度起きることが多くなりました。

こちらの人に言わせると、歯が生えるから痛いんだとか言いますが、

だからといって、痛み止めの薬なんて簡単に与えたくないので、

泣き叫ぶところをがんばって抱っこして寝かしつけています。


確かに1本歯が生えて、2本目も生えてくるところで、むずがゆいのかもしれないが、

寝る前にたくさんミルクを飲ませてから、ゆっくり寝てくれるかどうか試したいと思い始めました。

小児科の先生も私に大賛成。

まずは、ちゃんと赤ちゃんがお腹一杯で寝ているかどうかを見た方がいいということです。


今回、先生に勧められた粉ミルクは、下痢をしている赤ちゃん用のミルク。

薬局で買います。

赤ちゃんにはちょっと癖のある味なので、砂糖か蜂蜜を入れて甘くして飲ませなさいということ。

どうして、赤ちゃんが好むように作られていないのか??

とにかく、今晩から試してみることにします。


哺乳瓶を受け付けない息子。

ストローで上手に飲むようになったので、コップでミルクを飲んでもらいましょう。


gazon d'espagne  暖かい日が続いたので、

 テラスのお花が開いてきました。


 写真手前はスペイン草と呼ばれるお花。

 蓮華草のようで、小さなポンポンがかわいらしいです。


 午前中は日向、午後は陰になるのでお花選びも難しい。

 色々お花のことを調べていると、日本原産のお花が多いこと。


 育てやすいように少し改良されていたりして、

 お花の形が違ったりするけど。


 日陰でも育つ日本原産の私のテラスにあるお花は、

 あじさい、すずらん、あやめ、なでしこ、つばき。

 そして、アジア原産のゆり。


 意図的に選んだ訳でなく、偶然に。

 すずらん、なでしこ、つばき、ゆりは贈り物だし・・・


 それ以外に色んな花の種を撒いてみました。

 ここ2、3日雨がたっぷり降った後に、太陽が照るので、

 芽がちらほらと出始めました。

 日に何度か地面に張り付くような感じで、眺めています。

真夏の天気が続く気持ちのいいお休みで、午前の早い時間に公園へ散歩して、

午後は息子のお昼ねタイムに、テラスでのんびり・・・という日々でした。

この間に、私の夏のお庭も準備OK。


一日だけ、ここから南西80キロにある夫の友人宅へ招かれ、3家族が集まりました。

パリを10キロほど離れるとそこは田舎。

だだっ広い畑が広がる景色。

まっすぐ伸びた道に車を走らせること1時間半。


小さな集落にたどり着きました。

一応、役場と教会、レストラン、カフェはあります。

夫の幼馴染で彼は元農家の家を買って、一人工事しています。

2005年から始めて3分の1が終わったというところ。

本当に感心します。


私の夢はもっと田舎へ引き込む事。

自然と暮らしたいのが夢だが、夢に終わってしまうだろうか・・・


この日から、息子は下痢になりました。

暑さ? 暑いからといって薄着して冷えた? 食べたことのないベビーフードにあたった?

知らないうちにお隣に座っていた赤ちゃんが食べていたシリアル入りパンを食べたから?

子供が遊んでいたボールを触ってなめてばい菌が入った??

色んな原因がありすぎて、つきとめられないが、とにかく早く治って欲しいです。

6日も続いている・・・

お腹がげっそりしてきました。

あんなにパンパンだったのに・・・

熱もなく元気に過ごしているのが幸いです。


息子の下痢のため、ドライブも延期になりました。

子供の病気は予期せずなので仕方がないですね。


私達の普段の生活と変らないゴールデンウィークはこうして終わったのです。

3日、土曜日。

息子の早起きのため、9時頃から、車で15分ぐらいの小さな公園に行った。

セーヌ川が入り込んでいて、沼のような感じになっているほとりにある公園。

小さいのに、馬、牛、豚、羊、ヤギ、鶏、七面鳥などの動物がいて、子供用の公園もあり、

セーヌ沿いは、日本風の植物が植えてあり、芝生になっている。

この景色は、印象派の絵画に出てきそうな風景だった。

まだ、朝露が残っていて、魚釣りをしている人もいた。


4日、日曜日は、午後から開園ということを知らずに、

先週、早朝に行って閉まっていたヴェルサイユ宮殿のマリー・アントワネットの庭へ行った。

毎月第一日曜日は、国の美術館やモニュメントの入場が無料になる。

ここは、例外のようで大人9ユーロ(1500円)を求められた。


しかし、皆、無料を期待していたためか、開園の前から待っていたし、時間になっても開かないし、

文句をいいながら、どんどん中に入って行った。

周りの人たちは、それに続いてどんどん入っていく。


なら、私達も・・・で、無料でというか、踏み倒して入った。


昔、庭は無料だったのに、数年前からヴェルサイユ宮殿の工事費に利用するため有料になったようだ。


私は、この庭が好きだ。

作り物だが、マリーアントワネットが好んで、田舎のように作ったお庭。

農家のような建物と動物、植物も自然っぽく植えてある。


私達は、芝生に影を見つけてそこで、昼食を食べた。

やはり、外で食べるのは、気持ちがいいものだ。


その後、動物を見たりしながら散歩をする。

息子も生き物に興味を示し始めた。


今年、一番の暑さで、日陰で25度も上がったようだ。

ちょうど暑い時間帯だったので、直射日光に当たったりして、私達も息子も疲れ、早めに帰ることにした。

息子の夜泣きで、私達3人は、ちゃんと睡眠が取れていないのだ。


5日月曜日。息子の初節句。

残念ながら五月人形やら兜は、日本から持ってくることができず、

母から頂いた兜のタペストリーの前で写真を撮った。


五月人形の販売員にきれいな状態で海外に持って行けたことがないと言われたのだ。

売る気なし??


その日の朝食の時、何気に外に目をやると、2羽の白黒の鳥がお隣のりんごの木に

せっせと小枝を運んでいるのに気がついた。


この鳥は、日本ではなんと言うのだろう??

こちらでは、おしゃべりのピーというのだが。

光っている物が大好きで、巣に集めるそうだ。


テラスに出る度に見てみると、必ず2羽が巣作りに励んでいる。

もうすぐ卵を生むんだ。

この夏は、このカップルの子育てが楽しみだ。


夫は、火、水曜日と働いて、木曜日の祝日、来週の月曜日の祝日のおかげで、6日連休になる。

気候もいいので、旅行をしたいところだが、息子の夜泣きが気になって、

ホテルに泊まるのを恐縮してしまう。


ということで、私達の普段の日と変らないゴールデンウィークは、まだまだ続くのである。