あまり書くことは気が進まないが、昨日の10月30日、「肺がん」で亡くなった従姉、74歳、の葬式に参列した。入退院を繰り返し、「大腸がん」から肺に転移し、最後は「肺がん」で亡くなった。11時開始のセレモニーホールでの告別式が終了し、親族を乗せたマイクロバスで「焼き場」へ向かった。遺体を荼毘にふして、2時に再び集まることとなった。こういうのが葬式の一般的な流れであろう。
さて、昼食後に再度「焼き場」に戻って、遺骨との面会である。窯から引き出されてきた遺骨を見て、少し驚くことがあった。頭蓋骨が歯とともにその原形を保っていたのである。普通の高齢者の遺骨は骨粗鬆症等で全体が砕けており、頭蓋骨もその原形を保ってはいない。ところが、従姉の頭蓋骨は解剖図鑑通りの原形のままであった。他の部分の砕けた遺骨とは歴然とした違いが土台上で確認された。
ところが、胸部の肋骨や胸骨が砕けていて判然としない。これは肺がんが骨にまで転移したことを示しているのであろう、と推測した。余談だが、数十年も前、交通事故で急死した若い遺骨は、解剖図鑑通りの原形をとどめていた。ともかく、高齢者を多く見送ってきたので、今回の遺骨には多少戸惑った。しかし、いずれも病変の痕跡をとどめているようである。