朝にバナナを食べると血糖値が上げるのですか?下が
るのですか? 血糖値とバナナの関係ですが、それをい
ただくために血糖値にどのような影響を及ぼすのでし
ょうか?
バナナは血糖値を下げる食べ物であるという人もいま
すし、その反対に血糖値を上げる食べ物である人も
います。 では実際のところはどんなものでしょう?
結局のところ、バナナは血糖値を下げる働きもあるけ
れど、食べて直ぐには血糖値を上げる食べ物だとも言
えます。 バナナの中には果糖とかデンプンがたくさん
含まれています。
しかも食物繊維とカリウムもいっぱい入っています。
これらのデンプン・食物繊維・カリウムの効果が、
血糖値を上げるとも下げるともいうデータがありま
す。
バナナが消化吸収されると同時に、デンプンがブド
ウ糖になり血糖値を上げます。 けれどもバナナに含
まれる食物繊維というものが、血糖値を上げることを
緩やかにしてくれます。
同様にバナナに含まれるカリウムというものは、血糖
値を下げて、インスリンの活動を手助けする役割を果
たします。
ですので結局同じ分量のブドウ糖を食べた際と、比較し
バナナの場合は血糖値が少しずつ上昇し、そうして下降
するとすぐにインスリンの分泌を良くしてくれますので、
ブドウ糖だけの場合と比較して血糖値が下がるのだとい
うことです。
でも、朝食にバナナは一度に血糖値が上がるので、ご飯
などといった炭水化物と一緒にとると一気に血糖値が上
がってしまいます。ですから、血糖値が高めの人は気を
付けて食べるようにしましょう。