以前スティックパソコンDG-STK3にxubuntu14.04LTSをインストールしてAirPrintサーバーにする方法を書いたのですが、この度同じ事をやってみたらほとんど使えなかったので新しい方法を備忘録として上げときます

  1. まずは最新版のUbuntuフレーバーを入手します

    自分はいつものようにxubuntuを選んだのでこちらでダウンロード

    ミラーサイトにJapanとありますがめちゃくちゃ遅いので、オーストラリアとかを選んだ方が速いです

    メニューが色々と出てくるのでわからない場合は【xubuntu-20.04.1-desktop-amd64.iso】を選んでください
     
  2. ダウンロードが完了したらUUI(Universal-USB-Installer)を使ってisoファイルをUSBメモリに焼く
     
  3. bootia32.efiの20.04対応版をダウンロード
     
  4. UUIで作ったUSBメモリのEFI\BOOTの中に【bootia32.efi】をコピー
     
  5. USBの中に新しいフォルダを作って今後必要なコマンドを記入したテキストファイル(このブログを全コピーでOK)を作成
     
  6. DG-STK3に電源供給型のUSBハブをつないでUSBメモリ、キーボード、マウス等を接続
     
  7. 起動時にDELキー連打でBIOS起動 EFIの管理画面に入り



    SecurityのSecure bootをDisableにする





     
  8. Bootの優先順位でUSBメモリの順位を上げる



    USB等の選択肢がない場合は全部Disabledにする



     
  9. CPUメニューにある電源管理をEnergy EfficiencyからCustomに切り替えてTurboboostを有効化









     
  10. Save & Exitを選んで保存して終了させる


     
  11. USBにてXubuntuのインストール画面が起動するので、ライブ版(try xubuntu without install)を選択



     
  12. ライブ版が起動したら左上のスタートボタン?をクリック



     
  13. ターミナルを起動させる



     
  14. 以下のコマンドを打ち込んでインストール 必ず【-b】オプションを付ける

    $ sudo ubiquity -b


    少し時間がかかるので待つ

     
  15. インストールが終わったら再起動
  16. USBメモリの選択画面が出たらライブ版が起動する前に「C」キーを押して、「GRUBシェル」を起動させる


    Cの連打でもOK

     
  17. 黒い画面で【grub> 】と出たら以下を打ち込む
    (ここだけは手入力が必要)

    ※grub> の部分は打ち込まないように

    grub> set root=(hd1,gpt2)
    grub> linux /boot/vmlinuz root=/dev/mmcblk1p2
    grub> initrd /boot/initrd.img
    grub> boot

     
  18. Xubuntuが起動したらホームフォルダに先に作ったテキストファイルをコピーする

    以降のコマンド入力はテキストファイルからコピペにて行うと間違いがないので推奨

    テキストファイルからコピーする場合は【Ctrl】+【C】ですが
    ターミナルにペーストする場合は【Ctrl】+【Shift】+【V】になりますので注意

     
  19. GRUB32bit版を作成する
    以下のコマンドを1行ずつコピペにて実行
    ($はコピーしない事)

    $ sudo apt update
    $ sudo apt install grub2-common grub-efi-ia32
    $ sudo grub-install --efi-directory=/boot/efi
    $ sudo update-grub

    これでDG-STK3が起動するようになります

     
  20. 確認の為再起動ですがシャットダウンします

    電源が切れたらUSBメモリを抜いてから
    起動テストしてください

    起動すれば成功

     
  21. 再起動後、iPhoneやiPADでAirPrintを使いたいので所有しているプリンターのドライバーを入手

    これは各種プリンターメーカーサイトからLinux用ドライバーを入手してください

    プリンタードライバーのインストール方法はメーカーサイトを参照

    自分の場合はCanonのLBP8610、8620、8630を使いたいのでこちらからダウンロードしました

    LINUXを選択して【LIPSLX/ CARPS2 Printer Driver for Linux Ver.5.10(32bit & 64bit)】をダウンロード

     
  22. ダウンロード後に圧縮ファイルを展開
    ※右クリックでここに展開とすれば解凍されます

     
  23. プリンタードライバーのインストール

    $ cd /home/vmuser/ダウンロード/linux-lipslx-drv-v510-jp 
    ※このコマンドの最後のバージョン部分は変わる事があります
    $ sudo ./install.sh
    $ cd 

     
  24. Avahiインストール

    $ sudo apt-get install avahi-discover

    インストールが終わったらターミナルを閉じる

     
  25. 設定画面からネットワークアダプターの設定で固定IPにする
    (VNCサーバー等をインストールしないのであればしなくてOK)

     
  26. 再起動

     
  27. 再起動後ブラウザを立ち上げて次のURLを入力してCups起動設定  

    http://localhost:631

     
  28. 管理タブにてプリンターの登録および、以下の項目にチェック


    ブラウザが英語版の場合はブラウザの設定画面でLanguageをJapaneseに変更してから行うと良い

    以上で完了です
     

 

以降はDG-STK3を遠隔操作したい場合の設定
 

  • 遠隔操作するためにVNCサーバー(x11vnc)をインストール
    $ sudo apt install x11vnc

    VNCサーバーのパスワード作成
    $ sudo x11vnc -storepasswd /etc/x11vnc.pass

    パスワードへスクリプトがアクセスできるようにパーミッションの変更
    $ sudo chmod 644 /etc/x11vnc.pass

    VNCサーバーをサービスとして常駐化させる
    $ sudo nano /lib/systemd/system/x11vnc.service

    以下を記述(コピペや外部テキストのインポート【Ctrl+R】を使った方が楽)
    ************************************************[Unit]
    Description=Start x11vnc at startup.
    After=multi-user.target

    [Service]
    Type=simple
    ExecStart=/usr/bin/x11vnc -loop -forever -bg -rfbport 5900 -xkb -noxrecord -noxfixes -noxdamage -shared -norc -auth /var/run/lightdm/root/:0 -rfbauth /etc/x11vnc.pass

    [Install]
    WantedBy=multi-user.target
    ************************************************
     
  • サービスの有効化と開始
    $ sudo systemctl enable x11vnc.service
    $ sudo systemctl daemon-reload
    $ sudo systemctl start x11vnc.service

    以上で完了です