こんばんは、Fです。
終わってしまいました!ゴールデン・ウィーク!
みなさま、連休明け無事に会社に辿り着きましたか?出社したら100点です!
私は連休明けは、出社してPCの電源を入れた時点で業務終了です!(そんな訳ないです)
さて、ゴールデン・ウィーク真っ只中、5月3日に新国の「シンデレラ」観劇しました。
友達に「シンデレラは誰がいい?」と聞いたら、「小野絢子さん」と言うので、3日のソワレのチケット取りました。
絢子さんのシンデレラ…とても楽しみにしていました。
観劇した日の主な配役は、以下でした。
シンデレラ:小野絢子さん
王子:福岡雄大さん
義理の姉たち:奥村康祐さん、小野寺 雄さん
仙女:細田千晶さん
座席は、2階の最前列。よく見えました!
さて幕開け。
絢子さんのシンデレラ!質素な身なりでも全てが美しい。
お母さんが亡くなって悲しい、寂しい。という感じはよくわかったけど、演出なのか?お姉さんから意地悪をされているという感じは薄かったかな?
確かにシンデレラの分のドレスはないとか、舞踏会には行けないとかということはあったけど、他のバージョンだとシンデレラの分のドレスもお父さんが用意してくれたけど、お姉さんが破っちゃった…みたいのもあったから。
そして、奥村さんのお姉さんに期待。
さすが、演技派。激しいお姉さんの動きや顔の表情が妥協がなくて面白かったです。
(そして今だからわかるけど、王子の日、怪我で途中降板されていて、プリンシパルなのに働き過ぎでは…と思っちゃうよね)
さらに、仙女はカボチャを投げるのか。
投げたカボチャがそのまま馬車になって登場して、舞台をスルーして行ったのは衝撃の演出でした。
シンデレラが乗り込むシーンとか、カボチャに魔法を描けるシーンとかなくて、あのキラキラしたお金掛かってそうな馬車が上手袖から出て舞台を一周して下手に捌けて行ったのはびっくり。
もっと見たかったよ。あの豪華な馬車を。
2幕。王子登場。
さすが福岡王子。登場からプリンスです。ピルエットの安定感よ。さすがです。
シンデレラ、ポアントのまま階段を降りて衝撃。
3幕。
都さんが引退公演で踊ったシーン、舞踏会を思い出してシンデレラがホウキと踊るシーンの美しさよ。
シンデレラは楽しかった舞踏会を思い出すけど、自分が堂々と舞踏会に行けなかったことを恨んでいないというか、そんな心の美しい人に私はなりたい。
そして、絢子さんの足捌きの美しさよ。
シンデレラがガラスの靴を落としてしまう場面は、なんかなんか…だけど、それが御伽話よね。
最後の最後まで夢の世界で満足でした。
一発逆転的な成果をシンデレラストーリーなどと言ったりもしますが、シンデレラはずっとシンデレラであって、常にシンデレラであり続ける必要があって、突然にシンデレラに成る訳ではない。という背景もよくわかる舞台だったと思います。
以前に某ダンサーが「(チャンスが来た時のために)常に準備をしていなければならない」とおっしゃっていて、シンデレラになるためには、やはりシンデレラになるための準備を日々していなければならない。そして、そういうことが表現された作品だったと思います。そもそも日本で浸透しているシンデレラのストーリーとは、まあそんな感じだけども。常に心は美しくという。
そんなことを考えてしまったよね。夜だったし。
では。