ピルエットのコツ | Fのバレエ日記

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Fランクの人のバレエ日記

こんばんは、Fです。

 
バレエブログっぽい題名!
いえ、バレエブログです真顔
 
 
ところで、みなさま(←誰かが読んでくれていると信じて呼びかけてみる)ピルエットは得意ですか?
 
私は、苦手!(でした)
そう、過去形。今は得意とは言わないけれど、ダブルは安定して回れるようになりました。ダブルなんて大したことないじゃん。とか言わないで…。トリプルは絶好調だと回れるよ…。こそっ。
 
ピルエット得意な人って、ホントになんの苦もなくダブル、トリプルそれ以上…回っちゃうよねー。しかも、得意だからコツとかないらしい。やってみたらできちゃったらしい。すげー。
まあ、私もポアントのシャンジュマンがポアント履いてすぐとべたから、それぞれ得意と不得意ってあるもんだ。そうだ、そういうんもんだろう。
 
ピルエットに話を戻しますと。
私は、回転系全般がずっと苦手で。ピルエットなんて、とんでもない。シングルすら、ままならない。
ピケターンも2~3回くらいがやっと。マネージュなんてしようものなら…カーブきったところで、方向を見失う…。という状態でした。
 
「首を付ける!スポット!」
と注意をされ、
「見て見て見る!」
と一点を見つめながら心の中で呪文を唱えつつ回ってみるけど、目が回る。見てるのに。一点見てるのに。そもそも首が硬い。
 
「ピケ!刺す!」
と、バレエ用語のフランス語を訳してくださった先生…。はい、、足、刺す、床に刺す。
ところが、刺しすぎて強く床を押しすぎて回れないとか。摩擦係数よ…。
 
 
そんな感じで試行錯誤の日々でしたが。
(実際には、無駄にバランスだけは取れるようになった。ピケ。刺す。のおかげで。ルティレのバランスは、割と得意)
 
 
一生回れなくていいのー。私はジャンプに生きるのー。と諦めた頃。
なんと!
20代も後半に差し掛かったある日、ピルエットダブルが定まり始めた。なぜか。突然に!
これが、ブレイクスルーってやつか!
 
まさに、ブレイクスルーだったわけですが。自分なりに解析してみた。
それは、多分、軸側の脇を引っ張ることを意識したから。肩甲骨から外向きに。
(絵もそのうち、きっと上手になるから生暖かく見守ってください)
 
 
これに気付いた理由。それは、なんと、ブレイクスルーのあの日、アンドゥダンが先にダブル回れるようになったから。
ピルエット・アンドゥダンは軸足側に回るから、基本的に構えの姿勢から脇の体制が崩れることはなくて(ないはずで)、回っている時も脇を保っている感覚がありました。
アンドゥダンもこの時は、アンナバンで回っていて、未だにアンナバンの方が回りやすい。
 
これを、ピルエット・アンディオールの時にも意識すれば、きっと回れるはず!ということで、練習、練習、練習…。
でもアンディオールは軸足側の腕を前に持ってこないといけないから、プレパレイションで引っ張った脇を、そのままに保ちつつ、アンナバンに持ってくるのは難しい。やはり、背中の弱さが身に沁みる…。
 
背中も少しは強くなったのか、意識して練習することで、割と安定して?ピルエット・アンディオールもダブルを回れるようになったとさ。
アンドゥダンの方が回りやすいのは変わりないけどなー。
 
(アンドゥダンをイメージしたら右軸になってしまった…。しかも軸に乗っていない…。ダメな見本です真顔
 
 
バレエ開始から20年以上経って、やっとピルエット回れるようになった人がここにいるから、諦めないで!(真矢みきさん風)
ところで、グランフェッテは未だに回れないよ!自慢だよ!
 
 
では。