世の中、きれいごとじゃ生きていけないけど、

その中できれいなものを表現したい。


だって、きれいなものみると、誰かと一緒にみたくなるでしょ。


それが笑顔になって連鎖していくと良いなぁ。


あまいけど、そんな子供のころの感覚を大切にしていたい。

夜の中央線。

カップルのために空けていた座席。
そこに少し控えめなカップルが座った。

ピンと張った空気が少し和んだ。

みんな無関心を装ってるかのようだけど、この車両にいる人たち、みんな微笑ましく思えた。

「寂しいです。会いたいです。」

と言ったコトバが胸に刻まれて、

涙が止まらなかった。


けれど、


「でも、すぐにそちらに行きます。」

と続けたコトバは、

飾らない本音だった。

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