💎 本物だから 触っちゃダメ!! 💎 ~固まる女の子~
かわいい~、と言いながら、
一目散に走りだした女の子、
本物だから、触っちゃダメ!!
とのお父さんの声に、
ピタッと止まって、固まりました。
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小さな子供にとって、
お父さんやお母さんの言葉は、
天から聞こえてくる声のようなものです。
それだけ、影響力が大きいということになります。
とはいえ、
同じ言葉でも、
その子の性格によって、また、捉え方も違ってくるものです。
ですから、
親のどんな言葉を、どのように聞いたか、ということを確認することで、
自分はどんな人間なのかが、見えてくるのです。
そのため、
維摩会 春秋館では、親子関係が重要視されるのです。
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女の子の向かう先は、貴金属店の店先です。
店頭の陳列棚の上には、
キラキラと輝くアクセサリーが展示されています。
この女の子が、大好きなものなのでしょう。
そこにまっすぐに向かう気持ちに、
お父さんから、
絶対的なストップがかかりました。
お父さんのこのような声は、今回だけのことではないだろうと思うのですが、
本物だから、ダメ、という言葉は、
この子に、どのような影響を与えるのでしょうか。
自分の思い通りにはならない、と思うのか、
本物だからダメだけれど、にせものならいい、と思うのか、
お店のものだからダメ、と思うのか、
それでも、好きは好き、と再び思うのか、
お父さん、怖いとか、大嫌いとか、になるのか・・・、
色々な考えが私の頭の中を巡ったのでした。
