ここ1ヶ月で出会って何度か会ってたアメリカ人の彼と話して一度さよーならするに至った。


アメリカなので、正式にデートを始めてたわけじゃないけど、散々、それはもう散々、これからリレーションシップが始まる予感をただよわせる言動で私をアゲアゲにしておきながら、徐々に連絡が減っていって最後2日くらい連絡が来なくなった。


まぁその時点で状況は飲み込めるほどの常識を持ち合わせている私は、去る者を追ってもしょーがないし、このままそっとしといてやるか?と思っていたが、なんだかやりきれなくなって連絡してしまった。


私が送った内容は、まぁもうあなたから連絡してこないだろうなってのはわかってるけどさ、私は好きだったよ。特別な人としても、人間としてもね。だから友達になれたらいいなって思ってる。的な。


彼から早々に返信がきた。簡単に言うと、自分は今非常にweird (不思議/なんとも言えない)なポジションにいる。人を雇って自分のビジネスを拡大して起動に乗せようとしているし、自分はdestruct(注意をそらされる/邪魔される)されやすい性格だから、他のもの(仕事以外)に気を取られる状況になるのが怖い。君のことほんとに好きだけど!!!! これを話すのが遅くなってごめん。みたいな優しい嘘みたいな感じだった。予想通り!彼は私を傷つけるようなことはないだろうなーとは思っていたから。そして、stay close and be friends (親しくし続けないし友達でいたいよ)と言ってきた。


私はなんだかんだこの返事に気持ちが楽になるのを感じた。彼の「メッセージしてこない」と言う行為により、彼にとって自分は、もう価値がなくなったのかな、と感じてしまっていたから。そうじゃなくて多分、私の事を想うからこそもあって遊びの関係さえも早めに切ろうとしたんだろうなー?と思えた。


私は、もう一度会って、腹を割って話して、友達になりたいなーと思ったので、また会いたいと言った。彼は、いつでもボクに話して!日曜日なら時間あるよ!など、私の気持ちを励ますのに協力的で優しかった。


私たちは、もう一度会った。私はカッコ悪いとは思いつつ、彼に悲しかったことや、なんであんなにいいことばから言ったの?期待させるようなことばかり言ったの?と責めるようなことも言った。本当に謎だったから。


それで帰ったきた答えは、意外なものだった。彼は、「だから、言ったじゃん!I really like you!!!本当に本心から未来があると思ったから言ったんだよ!でも言ったように、今は仕事が1番にしておきたいから、考えた結果君とのリレーションシップは今は見送りたいと思って、話すのをやめたんだ。あと、冬の海外同行の仕事のこともあるし。今始まっても、悲しい想いさせるばかりになるでしょ。正直この仕事が決まったのは大きい。そのために自分のビジネスのほうも早急に動かなきゃいけないこと多くなったし。」すべてが優しい嘘だと思っていた私は、驚いた。マジか、ほんとにそのせいだったんだ。。複雑なんですけど…とか思っていたら彼は続けた「だからstay close でいたいって言ったんだよ。でも正直どの程度にしたらいいのかわからない。近くなりすぎると結局同じで気をそがれる結果になると思うし、それはオレの求めるものではない。」と。


私は、言ってる事はわかった。でも私は好きだから、たまにこうやって会う関係は続けたい、そしてそれをexclusive (一対一/他に誰とも会わない)でやりたいと言った。最近の経験で私は、欲しいものは待たない、言いたいことは言う、を教訓にしていたので、我ながらけっこう食い下がった。


彼は一対一なことは当たり前と言う感じのリアクションだった。そして、考えてみる。本当に色々ごめんね、と言って、これまでで1番愛情のこもったハグをくれた。


私たちは、長い間お互いをハグした。私は、人生って、甘くて苦しいものだなとか、愛がすべてだな、とか色々なことを考えていた。それに何よりも、私の好きなこの人は、本当にピュアなんだなって思った。