お子様は学校の授業の内容を理解していますか？

　上から目線みたいなタイトルですが、保護者様からすると小学生、中学生、高校生のお子様が学校の授業を理解しているのか、またついていけているのかはとても関心があると思います。

　近年教育改革により小学校でも英語の授業が必修科目になり、中学生・高校生の授業も難しくなっています。また上位公立高校、難関私立高校また国公立大学や難関私立大学に入学するには学校の授業の理解は当たり前で、それ以上の理解力が求められます。

　別に上位校を目指さなくとも自分のお子様が学校の授業を理解しており、次のテストは点数が大丈夫だろうかと心配になるのは親としては当然ですね。

　方法はいたって簡単で学校のワークの問題を目の前で解いてもらうだけでいいです。

数問だけ出して解ければ大丈夫

　まず学校で現在習っている教科書のページを聞きます。

　次に学校のワークで教科書のページに該当する問題のページを開きます。

　別に難しい問題を選ばなくていいので、１～３問程度保護者の前で解いてもらいましょう。ワークには問題の解説が載っていますがそちらを見ながら解いても構いません。解き方を学校で理解できているなら、ワークの解説を見ずとも、または少し見ただけで解けるはずです。

　もし、ここで解けないなら学校で授業をしっかり聞いていないか、解き方が頭に入っていないことになります。

お子様の「後で覚える」はあまり信用できない

　もしこのときに解けない場合は、できれば保護者様の方で教えられると最適です。学校で習ったばかりだからある程度は解き方が頭に残っているので早い内に復習しないと完全に忘れてしまいます。人は子供でも大人でもくり返し学習することで記憶に残ります。まったく関心がないことについてはすぐ私達も忘れてしまいますね。

　ワークには解答が別冊子でついていますので、もし保護者様で解き方がわかりにくい場合は解答を見ながら教えて下さい。これはあくまで学校の授業わ理解しているか見るためなのであまり難しい問題は出さず簡単な問題(ページの最初の問題)を解いてもらうだけで十分です。

　これをしようとするとお子様から「部活で疲れた」「友達と遊ぶ約束して時間が無い」とか言われて逃げられるかもしれませんが、時間的に５分もかからないのでぜひやってみましょう。「後でする」というのは残念ながら多くの子どもたちを見てきた私からするとあまり当てになりません。厳しい言い方ですが当日習った学習は当日の内に復習するのが一番です。

なぜこのような事を言うのか

　中学校・高校では中間・期末テストの２週間前になるとテストの範囲表が配られます。当塾も範囲表を見せてもらい早速テスト対策に入るのですが範囲の最初の単元、つまり前のテストの直後に習った単元は解き方を忘れている生徒が意外と多いのです。当塾では学校の授業の復習を主に行っており、単元ごとに確認テストをしているのですがその時は解き方を覚えていても、１ヶ月から２ヶ月後の時には忘れてしまう生徒もいます。もちろん思い出してもらうために再度復習をしてテストを解けるようしっかり指導します。

　今日の日記は塾に通っておられないお子様の保護者様を対象に書いております。上記の方法で確認して解けるなら問題はあませんが、解けないなら対策を取らないとテスト前になっても有効なテスト対策ができない場合があります。

　その時点で慌てて塾に入っても、塾はスケジュールがあるので中々対応が難しいと思いますし、普段から理解していないと塾でも付け焼き刃的な勉強になって身につかない事態になることも・・・。

　普段からの復習が重要ですね。

難問はYouTubeを一緒に見よう

　中学校、高校の問題で難しくて解けない場合はYouTubeで問題のタイトルを検索すると、色々な方が問題の解き方を解説する動画をあげています。見るときは必ず保護者様も一緒に見ましょう。一緒に見ることでお父さん、お母さんが自分のために頑張ってくれているとお子様から思われます。

　仕事等でお忙しいでしょうが、勉強を通じて一緒になる時間を作るのはとても良いことです。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ

指導対象小学校：旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校：彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校：翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校

子供が学校の授業を理解しているか確認する簡単な方法