地震の日 | とことこ歩こう

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7歳の息子と4歳の娘、それから3匹の猫たちに囲まれてんやわんやの毎日です。
だけど、なるべく自分のペースでとことこ歩こうと思っています。

この度の東北地方太平洋沖地震にて、被害を受けられた方々には心よりお見舞い申し上げます。



そして、1日も早く復旧・復興されますことをお祈り申し上げます。




お久しぶりです。私は元気です。



PCが新しくなったので、またブログを更新していこうと思います。



よろしくお願いしますm(u_u)m




私が住んでいるのは関西なので、地震の被害はなかったのですが



その当日のことを書いておきす。




地震当日は息子の体操教室の日でした。



地震の発生時刻には、体操教室のある体育館の駐車場に車を停めていたと思います。



だから、全く揺れには気が付きませんでした。



同じ体操教室に来ているママさんが「パパから電話でいま地震あったなって言ってたわ」と



話していて「えーーっ、全然わからんかったよなぁ」なんて呑気に話していました。



体操教室が終わり、実家に寄ったら父が血相を変えて玄関に出てきて



「地震と津波で大変なことになってるぞ!!早くテレビ見てみろ」と。



え?何が?どこで?どうしたって??日本の話し??



テレビに映る光景に我と我が目を疑い、ただただ呆然と立ち尽くしてしまいました。



息子は津波に押し流される家屋を見て「お家が流れてしまったらどこに帰るの?」



「お家が無くなったらどうするの??どこに行けばいいの?」と立て続けに質問していました。



きっと、大人たちが眉間にしわを寄せて不安そうにテレビを見ている姿に



5歳の息子も「どうしたんだろう?どうしたらいいんだろう?」って不安になったんでしょうね。



一応、息子には私なりに説明をしたのですが、分かったような分かっていないような。。。



連日の震災の報道を見るたび、胸の締め付けられる思いがしますが

子供にはさらなる不安や恐怖心を与えてしまうと思い、子供起きている時間は

なるべくテレビをつけないか、つけても子供の好きなDVDをつけて過ごしていました。





余談ですが、私は16年前の阪神淡路大震災の時、震度5を経験しています。



大した被害はなかったのですが、ものすごい恐怖を感じました。



あの日の早朝、地底からゴゴゴーっという地鳴りが聞こえてきて目覚めました。



寝ぼけていた私が「家にトレーラーが突っ込んで来る!!」と思ったような音でした。



その直後、ドンッ!と突き上げるような揺れを感じたかと思ったら



ガガガガガッと家がボールの上に乗った不安定なおもちゃのように揺れ始めました。



2階で寝ていた私は「落ちる!落ちる!2階が下に落ちる!」と思いました。



わずか数秒の揺れが、とても長く感じたことを覚えています。



我が家は机の上や棚に飾っている物が倒れたり落ちたりした程度でした。



それでもとても怖かったのに、震度7の揺れはどれほどの恐怖だったことでしょう。




スイッチを押せば明かりが付き、蛇口をひねれば水もお湯も出る。



冷蔵庫には食糧も入ってる。寒くなれば暖房もつけられる。



夜には布団で眠ることができる。



家族がいて、友達がいる。うちには猫たちもいる。



こんな当たり前な日常が、こんなに有り難く、こんなに幸せなことなんだと



16年前にも思っていたことなのに、時が経ちまた「当たり前なこと」になっていました。



日常生活を送ることのできる幸せ、今一度胸に刻まなきゃいけないと思いました。