この前、テレビでちょっと珍しい番組を見かけた。もう終わりかけだったのでほんの数分しか観なかったけど、中国の番組だった。恐らく中国ではかなり何年も前に放映済みのものだったのだと思う。少し時代を感じるような映像に感じた。
中国の田舎の山奥に住んでいる8歳の女の子の話だったけど、ドキュメンタリーだった。お母さんは病気で寝たっきりで、お父さんはいなく、誰も面倒を見てくれないかなり悲惨な状態に置かれた彼女だ。見ていてかなり可哀相に思えてきた。
そしてまだ8歳なのに山から竹の子や野菜を採ったりもらったりしてきて、自分で洗って鍋で炒めたりして料理をしている。それを病気のお母さんに食べさせてあげていた。正常な家庭ならその反対なのに、わずか8歳の年齢でそこまでの苦労をしなくてはならない彼女が可哀相でたまらない。
番組の最後には寄付を受け付ける宛先や連絡先が書いてあった。でももう何年も前の番組なので今更寄付は受け付けているかどうかは分からない。今その少女はどうなっているのかが少し気になった。無事生きていて以前よりはもう少し良い生活をしていることを祈るばかりだ。
それにしても竹の子の料理は実に上手に見えたが、それもかなり感心してしまった。