日付が変わって、クリスマスが過ぎたということで、

クリスマスイブに入ってきた悲しいニュースについて

語りたいと思います。 そうです、元タレントの飯島愛さん

の死についてです。


飯島愛さんは、すごく好きなタレントの一人でした。


同世代の代弁者として、テレビで歯に布を着せぬ

コメントや、なにげに核心を突いてる質問など、

ある意味、すごく貴重な存在だと感じていました。


彼女がテレビに出て、ギルガメとかに出演してブレイクして

いた頃は、ココ出し!はちょうどアメリカ留学に行っていた頃で、

Tバックの女王とか呼ばれていた時代は、ほとんど見た事が

ありませんでした。(AV時代は、正直ちょっと見た事があり

ますが、好みのタイプではありません…)


帰国してからのある日、実家近所の四谷四丁目交差点近くに

あるモスバーガーに行ったときに、見かけたことがありました。

その時は、随分ムリな日焼けをした、派手な おねぇチャンだな

というぐらいにしか思わなかったのですが、何となく印象に

残っていて、テレビに出て来ると気にするようになりました。

 

 

※当時の四谷四丁目交差点の芸能人遭遇率は相当

高かったです。北野武とたけし軍団、ビビアン・スーも

近くに住んでました。各TV局へのアクセスが良い場所

でしたし、現在でも芸能系の事務所がいくつかあります。

 

 

数年がたって、日曜朝の「サンデージャポン」や、

昼の「ウチくる!?」に出演して自由奔放に発言

する彼女を見て、すごく楽しく惹きつけられました。

ここ数年のアメブロ内のブログも、楽しみに読ま

せてもらっていました。


彼女の著書「プラトニック・セックス」を読むと、

ホントに人と比べられないような、貴重な人生

を歩んで来たと思います。 誰かがお悔やみの

言葉で「愛ちゃんは、36歳で亡くなってしまった

けど、他の人の2倍以上も濃い人生を歩んで

きたと思います」と言ってました。 自分も正しく

そう思いました。


2ちゃん なんかを見ていると、自殺だの他殺だの

コンクリ事件に関与してるだの、下らないコメントが

多くて、読んでいてホント悲しくなっていきます。

確かに芸能界引退後の彼女は、精神的にも

肉体的にも、相当辛い状況にあったと思いますが、

死んでしまった後に、ぜんぜん関係無い連中が

ネット上で面白おかしく、信憑性の無いコメントを

しているのを見ると、本当に許せません。


テリー伊藤が最後の電話で、芸能界に早く戻って来いと

言ったそうです。社交辞令ではなくて、芸能界には彼女に

代わる存在がいないから、という理由からの発言ですが、

自分も本当に同感です。


機会があったら、是非会ってお話がしてみたい

芸能人の一人だっただけに、その可能性が完全に

ゼロになってしまったことを思うと、残念でなりません。

 

 

飯島愛さんのご冥福を心より申し上げます。