と、思うことは働いていたり、生活していたりすると感じる時はありますよね。
私も忙しいのに、何で私が?と疑問に思ったり
あの人の方が暇そうなのにとか、黒い感情が出てくることがあります。
大抵、ポジティブじゃない出来事が起こった時に、そう考えてしまうのが人間だと思っています

小さなことでも、自分に向いていないことでも、目の前にある仕事は責任持って取り組もうと自分に言い聞かせながら、生きる

話は逸れましたが、
昨日BS NHKで、442連隊の特集がされていました。
失われた大隊(テキサス大隊)を救出する、日系アメリカ人の英雄たちの話。
英雄ってキラキラしてて

希望に満ち溢れているように思うけど、
実際は沢山の犠牲があってのことで、そんなふうに呼ばれたくないという人もいました。
そもそも日系アメリカ人というだけで、真珠湾攻撃の後はスパイだと言われて強制収容にいれられて、財産を奪われるということがありました。
第一次世界大戦の時もアメリカ兵としてアメリカのために命を懸けていた人もいたのに。
しかし、ルーズベルト大統領の大統領命令にて、日系アメリカ人の収容が行使されました。
(大統領命令というのはとても大きな権力と痛感。ねぇ、トランプさん。)
そこで、強制収容されていた日系アメリカ人にチャンスを与えます。それが、アメリカのために戦うことです。
若者達がアメリカに忠誠をみせるために志願します。
自分たちの権利を得るために。
イタリアから入り、フランスでナチスヒトラーに占領されていた地域を奪還していきます。そこでは今でも解放された記念のお祝いがあるみたいです。当時兵隊達は英雄として、町の人たちに歓迎されていたみたいですが、実際442連隊は、大勢の犠牲を生み、戦いで親友を亡くし、悲しい気持ちと疲労感が漂っていたとのことです。
そこで休息が、与えられるはずでした。
しかし、ドイツの方向10キロ先でテキサス大隊がドイツ兵に囲まれているから救出作戦が命じられます。
そこで、生き残っておられる日系アメリカ人の方が、何で自分たちなのか?他にも部隊はあったはずだと。や
この作戦は自分たちが優秀だから選ばれたのか?それとも、、、。
命令を下した指揮官は実戦経験のない人。
そもそも、その人の判断誤りのためにテキサス大隊は孤立してしまったという後日談。
こういう馬鹿で無能な指揮官っていうのは、日本でもいえるけど、組織の中であることですよね。
本当部下が可哀想。
そこで戦っている人たちは、家族のためにアメリカのために必死なのに。
捨て駒のように使われた。
250人のテキサス大隊を助けるために、
216人の犠牲を払った442連隊。
本当戦争って何なんやろ。
殺されるから、殺すしかない。
日系アメリカ人は、アメリカのために戦い抜いたが、
結局何のための戦争やったのかは分からないまま。
残酷な戦場で、生き延びた人たち。
なのに、戦争が終わってアメリカに帰っても、アメリカでは差別を受ける。
当たり前やと思う。
日本と戦って死んだアメリカ兵の遺族は、日本を恨むと思うし、日系アメリカ人を好ましく思わないというのは、当然の心情。
戦争というのは、絶対繰り返してはいけない。
今回初めて442連隊のことを知りました。
歴史、事実を未来に繋げること。
現代の私たちが戦争について考えることが大切だと思う。
戦争は起こらないだろうという希望的観測じゃなくて、
絶対起こしてはいけないという強い気持ちをもって、生きたい。
それが犠牲者の方々が伝えてくれて、私の出来ることだと思うから。