自分もですが、受験生の皆さんお疲れ様です
いま受験が終わって帰宅途中です

さて、帰りの電車内でこんな広告を見つけました
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某予備校の広告ですね
自分との戦いに勝った人を、勝ち組と呼ぶ」という文言が目に飛び込みます
僕はこの広告を見た瞬間に虫唾が走りました
そもそも"勝ち組"、"負け組"という言葉も好きではないのですが、それだけではないんです

「自分との戦いに勝つ」とは、おそらく受験勉強を怠らず、一生懸命にすることだと思われます


では、逆に言えば、「自分との戦いに負けた(勉強をしなかった)人を、負け組と呼ぶ」ことになりますね
確かに予備校の広告だから受験勉強をするのが前提なんですが、勉強が体に合わない人もいますし、そもそも勉強したくても機会がなくてできない人だって居ると思います。その人たちは全員負け組でしょうか?勉強で失敗した、あるいはできなかった、したくなかった人たちの中に幸せそうな人はたくさんいます。幸せと思えた瞬間、それは勝ち組なのではないかなと僕は思います
前回の投稿でお話しした、どこの大学に行くかより、何をするか  が大事だということにも繋がりますね

電車内広告は受験生だけが見るわけではないのに、受験生以外の人のことをもう少し考えろ!と思い、イラっとしたのです




そして第二に、この予備校は"現役合格保証"を謳っています
一体何の保証があるのかと思って下に目をやると…



保証について:大学入試の結果に満足せず、次年度も◯◯(予備校名)において再挑戦する場合は、高卒部授業料を全額免除します。

保証指定条件:志望大学を3つ以上受験すること、指定条件を満たす講座を一定量受講すること、毎回のテスト講で基準点を満たすこと、etc…


浪人しても授業料取らないからウチに来い

ということしか分からず、結局"現役合格保証"の意味が分かりません
しかも、めちゃくちゃ制限厳しいじゃないですかw


結論、この予備校は広報の人たちが何となくの響きだけでキャッチコピーをつけるみたいですね
イチャモンを付けるとすれば、相手に言いたいことをきちんと伝えられない予備校になんか通うものか、ということでしょうかw

以上、受験生の囁きでした(笑)
いよいよ明日、明後日は大学入試選抜センター試験ですね
僕は受験生なのですが、受験への意気込みとか気分を書きたかったわけではありません
これは、この1ヶ月ほどずっと考えていることです






「こんな寒い雨の中、予備校に来て勉強しているみなさんは偉い!なぁ~に、たかが受験です。よくこういうこと言う人がいます。『どの大学に行くかで人生変わる』って。でもそんなの嘘です。受験ごときで人生なんて変わりません。受験はある一点に過ぎない、だからどの大学に行ったってベクトル次第でどうにでもなります。受験で人生変わるって言う人の人生は結局そのくらいのものなんですよ」


予備校の現代文の先生が、こう仰っていました
この、青字の部分にとても惹かれました(笑)

それにしても、予備校の講師が言う言葉としては矛盾しているような気がします
だって、レベルの高い大学に入ってもらったほうが給料上がる訳ですし
おそらく先生が言いたかったのは、どの大学に行っても変わらないなら行きたい大学に行くために頑張ろうという意味のようです

この言葉を聞いてから、受験に関して色々と考えるようになっているわけです


例え入るのが難しい大学(あえて良い大学とは言いません)に入り、高収入の仕事に就いても、絶対に幸せとは限りません。あるいは、絶対に社会の役に立っているとも限りません。




「早稲田はあんまり好きじゃないな。MARCH落ちたら浪人して早稲田目指すけど」
こういう事を言う友達がいました
浪人するのにMARCHじゃ親不孝だと考えているようです。好きじゃない大学を浪人してまで目指すところに矛盾を感じるのですが、僕が一番突っ込みたいのはそこではない

なんでMARCHに落ちたら浪人するのか
なんで浪人するなら早稲田なのか

MARCHじゃなくても十分いいだろう、無理して早稲田じゃなくてもいいだろう、
そういうことではなく、大学のレベルという枠組みに当てはめて考えていることです
先程、入るのが難しい大学のことをあえて良い大学とは言いませんでした

レベルが高ければ本当に良い大学なのでしょうか?

僕はそうは思いません
予備校の先生が言う通り、大学で人生が変わるわけではないのですから、レベル至上主義で考えるのは論外だと思っています
受験で学力を試されて、レベルごとに学生が振り分けられるのは、同じ考えや学力を持つ学生を集め、大学での勉強を円滑に進めるのが本来の目的だったのではないでしょうか
それなのに、本来の目的を逸脱して、大学にレベルだけを求めているのは良くないんじゃないかなって
レベルではなく中身を見て、本当の自分を発揮できる、(できれば楽しくて有意義な時間を過ごせる)大学に行きたいと思います
そして、就職も、その後の人生も同じようにしたいなあと思います


僕がセンター前日に言っておきたいことはこういうことでした
非常に長く、ダラダラとして、すみませんでした
最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます
それでは、自分以外の受験に向けて

GOOD LUCK!








こんばんは
明日から憂鬱な平日がまた始まります
この土日は低気圧のせいか、頭痛が酷く、鎮痛剤を飲んでは寝る生活をしていました

低気圧といえば、台風18号が接近中です
御嶽山への影響も懸念されているようですね(・_・;
普段の山肌を覆う砂利や土と違い、火山灰は水はけが非常に悪いので、雨によって重くなった火山灰が土石流を起こすのだとか…
こればかりは注意しろと言われても注意できないものですし、現地の無事を祈るばかりです


僕もそろそろ寝たいと思っていたので、最後に一つ。タイトルにもしましたが…
この間(とは言っても1ヶ月以上前?)、テレビ神奈川の音楽番組にスキマが出演していた時のこと。トークコーナーで、「元気を出したい時に聴きたい曲」というテーマでスキマの二人と武井壮(スキマのファン)が話していました
卓弥の推薦曲は、森山直太朗の『生きてることが辛いなら』でした
この曲は自分はちゃんとは聴いたことがなく、「元気を出したい時に聴きたい曲」というテーマとチグハグな気がしました。
しかし、改めて聴いてみると、なるほどそういうことね、と納得しました
その歌詞はこちら


生きてることが辛いなら
いっそ小さく死ねばいい
恋人と親は悲しむが
三日と経てば元通り
気がつきゃみんな年取って
同じとこに行くのだから

(中略)

何もないとこから
何もないとこへと
何もなかったかのように
巡る運命だから

生きてることが辛いなら
嫌になるまで生きるがいい
歴史は小さなブランコで
宇宙は小さな水飲み場
生きてることが辛いなら
くたばる喜びとっておけ


この曲が発表された当初は、「自殺を助長する」と問題になったそうです
でもこの曲のメッセージは最後まで聴かないとわからない。でもそのメッセージというのは、訴えかけるような強引な物ではなく、非常に抱擁力のある歌詞で綴られていますよね。さくら(独唱)の時の、御徒町凧と森山直太朗の名コンビです
そういえば、武井壮が卓弥にこう質問していました
「大橋さんはこれをカバーで歌ったりしないんですか?」
すると卓弥は、
「僕が歌うと『いい歌でしょ感』が出ちゃうでしょ(笑)」
確かに直太朗が歌わないと、ああいうさり気なく語りかけるようにはならないかもしれませんねw

では、この曲を聴きながら、元気を貰いながら寝たいと思います

おやすみなさい(-д-o)。o○Zzz