先週の「実践するドラッカー会計編」は
【コスト・作業量会計】を学びました。
事業とは、
知識という資源を経済価値に転換するプロセス。
資源を経済価値に換えるのに行っているのが「活動」です。
われわれは「活動ではなくコストをみている」
という実態がありますが、コストが先ではなく活動が先です。
何をしているのか?
という活動に注目しなければなりません。
会計編では、ドラッカー教授のこの言葉が
紹介されていました。
「利益の流れとコストの流れは、同じではない。
(中略)確かに、利益はコストを賄う。しかし、
利益を生む活動に意識的に力を入れないならば、
コストは、何も生まない活動、単に多忙な活動に
向っていく。」(創造する経営者p.11より)
お客様にフォーカスしなければ、コストの塊だと
いうのですが、本当にそのとおりですよね。
活動があるからコストがある。
何のための活動か?何の業績をあげるための活動か?
経済価値を生み出すことがゴールです。
活動の中身を変えたら成果も変わるということを
深く学んだ1時間半でした。
もちろん、“実践する会計”の名のとおり、
「コスト会計」の課題では、実際に分類分析に
取り組みますよ。
※満席御免、お急ぎ下さい