超激戦チケット


安田顕 ✕ 林遣都 二人芝居『死の笛』


草月ホール
(人気度と会場が釣り合わないじゃない)
追加の開放席、まさかの当選爆笑


舞台は、とある戦場で料理番を任される2人
爆撃の音を聞きながら調理をする
時折、司令部から無線が鳴るが・・・


敵対するお互いなのに、調理場は隣合わせ
料理番だから武器はない

言語が文法的に怪しい
(不自然な翻訳のせい?)


色々いろいろ、おかしいぞ!
夢か現実か
フィクションかノンフィクションか

油断してると物語へ呑み込まれそう

2人の会話、物語の展開がカオスへ向かっていくと
急に現在(現代?)の2人として登場

おかしい!
が回収されるのだけど、すべてを知ってしまうと背中が凍りつきそう

「持続可能性」を人間の生命にもたらしたら
「死」は訪れるのか
「生きる」目的はあるのか
それは「人」なのか


サイコパス的なテーマで、狂気と現実の狭間を水を得た魚のように自由に暴れる安田顕

安田顕に振り回されてるのか、振り回されてるフリをしてるのか、掴みどころがあるような無いような林遣都


2人だけなのに、2人の熱量が凄すぎて、あっという間の100分

草月ホールはちょうどいいような
2人の人気度には狭すぎ

そんな超貴重な作品の観劇チャンスをありがとうございました😊

当選しちゃったものですから・・・


吉沢亮デビュー15周年記念トークイベント

ファンクラブ限定の昼の部は1人で
夜の部は亮くんファンの友人と
贅沢に2公演参加させていただきました。

去年もパシフィコ横浜ですが、今回は国立大ホール
規模が違いすぎましたびっくり
とにかくデカい!


最初は今年も和服で。
来年公開の『国宝』にちなみシックな浴衣で登場!

これから公開される『ぼくの生きた、ふたつの世界』や『国宝』などの近況トークで始まり、和服のままでジャグリング(昼) や皿回し(夜)にチャレンジ。

司会の方が色々引き出そうとお話されるなか、会場が大きすぎるためか、亮くんはバードウォッチング用のような双眼鏡で客席を観る!というオモシロ構図。


夜の部は着替えに向かう舞台袖までカメラが追っかける秘蔵シーンのようなシチュエーションあり照れ

スーツに着替えると、客席ドッキリなプレゼントコーナーラブ

亮くんが1枚のムビチケを手に、どこへ現れるか!
当選者には亮くんから直接手渡される!というキュン死サプライズびっくり

昼の部、夜の部、どちらも2階席か3階席の方が当選!

そのついで(?)に、2階席と3階席に亮くんが登場!

夜の部は2階席通路側席だったから、手の届く距離に亮くんが存在してましたウインクウインクウインク

美しかったわ〜
国宝級のイケメンのお顔がね。


その後は、写真撮影風景をリアルに見れたり、マネージャーからのクイズに回答したり和やかに過ごすうちに終了チュー


楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。


コチラは入場特典
昼と夜でトートバッグは色違い

今年はマイナビバイトやDiorもありますよ〜おねがい


アサヒビールの引換券も左右シンメ

楽しい時間をありがとうございました😊

劇作家・後藤ひろひとファンとしては見逃せない!


ストプレからミュージカルに変わっても

役者陣がガラリと変わっても

この刹那くて愛の詰まった作品は感動しかない!


とりわけ、七五三掛カビ人間は想像を超えて、脆さとピュアさと透明感が素晴らしくて、結末を知ってるのに泣けた笑い泣き




ダブリンの鐘つきカビ人間

PARCO プロデュースとしては初のミュージカル版となって9年ぶりに復活!

私個人では、2002年大倉孝二版はDVDで何度も観てるけど、舞台は2005年片桐仁版を観て以来。


独特な後藤ワールドの言葉たちが放つダークファンタジーはミュージカル版でどーなるのかしら?

上矢印 観るまでは、やっぱ不安


ココに写る七五三掛くんは、カビ人間になる前の姿
チラシの世界観は初演から同じ
この世界観を変えないでくれて感謝ニヤリ

さて、2024年版の脚色・演出はウォーリー木下さん

物語は、近世ヨーロッパ辺り。
とある小さな町には変な流行り病が蔓延。死に至るわけでないが、奇妙な姿に変わってしまい、市民は神に救いを求める。
そんな中、教会が火事になり、現代の旅人が時空間を超えて歴史に関わってしまうお伽話。


旅人は古澤閑也くん(トラジャ)と、次期レミゼ・コゼットの伊藤理梨香さん。


触れたものを枯らしてしまう主演のカビ人間は七五三掛龍也くん(トラジャ)。

想いと反対の言葉しか言えないおさえは伊原六花さん、おさえの婚約者で見知らぬ人の名前を呼んでしまう戦士は入野自由さん、早老症のおさえの父は中村梅雀さん。
そのほか村人たちも個性的で、歌が上手い噂好きの無責任な天使は竹内將人さんがキャスティングされたり、どれも適役と思える方々ばかり!

多数の後藤作品を支えてきた、コング桑田さん、松尾貴史さん、小松利昌さんもクセ強で脇を固めた。


ストプレG2版より、ミュージカル版はアイルランド的音楽を奏でるバンドの人も演者に加わりとても華やか。
ウォーリー木下さんの創るコミカルさが十分に伝わる。

ダークさとは無縁な演出?と思ったりもしたけど、オリジナルストーリーは変わってなくて、楽しさで気分が上がった分、そのギャップで劇場は涙に暮れた。

涙をそそる七五三掛カビ人間がホントにいいのよね。

伊原六花ちゃんの不思議の国のアリスのような可愛らしさと反対の言葉しか発せない困惑ぶりがカビ人間の人生に奥行きを与えていたような気がする。



せっかくなら後藤さんも出演してくれたら良かったのになぁ。



そーいえば、スタッフをよく見たら・・・
レミゼでお馴染みの亜久里さんと杉浦くんが歌唱指導を担当!
どーりで、歌も聴き応えあるわけだ!


ちなみに、私のブログのアイコンガマ王子
映画版『パコと魔法の絵本』公開時のグッズ
オリジナルは後藤ひろひと脚本『ガマ王子とザリガニ魔人』

後藤ひろひと作品はクセ強だけど、語彙のバラエティさと巧みな展開が実に面白くて、愛に溢れて、ホントに楽しい。

カビ人間以外も上演してくれることを切に祈ります!