やっと心穏やかに命日を迎えられるようになれました。
というのも、長い間私は命日が近付くと母の死と葬儀にまつわる心の痛みが思い返され、様々な記憶に耐えかねて鬱になってました。
人の死を受け入れるのは容易ではありません。
時間の経過で解決する場合は、故人が長生きされています。心の準備ができないまま死なれると、深い悲しみを感じて立ち直れない方がほとんどです。
私は後者ですので、心の違和感を解きほぐす役割の方にお話ししてからはもう苦しまなくなれました。
言葉にならない葛藤、違和感を説き教え、母の死は自分のせいだと信じていた罪悪感をなくしてくれた人との出会いのおかげです。
桐の花が咲くこの頃
今こうして普段通り穏やかに過ごせるのは、そのカウンセラーと関われたから。癒されるのは人との関わりです。苦しむのもまた、人との関わり。
人に傷ついても、癒されるのは人との関わり、温かさなんだと。今ならそう言えます。
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