妊娠6か月23週4日
昨日は、初めての面接授業に参加してきました
丸一日ひとりで外で過ごすことが、妊娠して休職してから初めてくらいで、
体調が変わったりしないかかなり心配だったんですが、
穏やかに一日過ごすことができました
授業の内容
エリクソンの論文「Reflections on Dr.Borg's Life Cycle」を読む
という内容です。
エリクソンの論文が入っている本は、翻訳された本もあるそうですが、
この論文が日本語になって発売されている本は無いみたい。
この論文は、スウェーデンの古い映画「野イチゴ」の考察として書かれたものです。
野イチゴのストーリーは、スウェーデン人の医者イサク・ボルイ先生が、科学への功績を称えられるために、ストックホルムからルンドまで車で旅をする物語です。
1か月前に、英語のままの論文が郵送されてきていて、
「単語くらい調べておいてね」な感じでした。
が、
ぜんぜん読めない
知らない単語ばっかりだし、1文が長すぎませんか私のワーキングメモリはそんなに大きくないので、1文が多すぎると上手く日本語に組み立てられないんですよ
…と家で文句を言っていたら、「日本語にするときは文を分けるのはよくやるよ」と夫が
早く言ってよね
講師の先生によると、
エリクソンの経歴として、
・ドイツ出身(母はユダヤ系デンマーク人)=英語話者では無い
・30歳くらいの時にアメリカに亡命
・高等教育は受けていない
高等教育も受けておらず、30歳からアメリカに行った人なので、
英語ネイティブの人とは違うし、
論文は読みにくい英語になってしまうみたい。
私が読めなくても、正解だったわけね
事前に家で学習していた時は、「どうしてこのおじいさんの映画が発達心理学に関係しているの」と疑問でしか無かったですが、
授業の最初で映画を見て、私でも「お~」と思いました
・イサク先生は、医者として社会的に成功しているけど、
旅の中で家族関係が最低ということを知り、このまま死を迎えると、人生がただの浪費になってしまうことに気が付く。
エリクソンの心理社会的危機で言う、老年期の「統合」ができない
・イサク先生は10人兄弟の4番目。
後に6人も生まれたから、乳児期に獲得するべきだった「基本的信頼」が得られず、父親と一緒に、人間関係を拒絶し、合理的に生きる道を選んできた。
イサク先生は頭が良くて能力が高かったから、社会的には成功できたんだね
論文にはこういうことが沢山説明してありました
先生の解説がすごく勉強になりました。
情報量が多くて頭の中で整理できていないので、昨日もらった日本語訳を復習しておきます
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