早速、何をするか頭を悩ませています。もともと僕は、堕落の上に堕落を重ね塗りしたような性格なので、何かに挑戦するという男性が本来持つ闘争本能がまるっきりないのです。
とは言え、なぜか仕事では能力以上の評価を受けてしまい、転職を重ねる始末です。
天才と凡人の差を問われれば、僕は迷わず「評価」というでしょう。能力では決してありません。なぜなら、能力という目に見えないものをただの人間がかぎ分けられるはずがないからです。本当に能力があるかどうかは誰にもわからないのです。だから、自分の経験や偏見、その他もろもろで評価するしかないのです。つまり、能力=評価と考えるのは必然なのです。
そして、僕の能力は、相手に誤解を与え、必要以上に期待をさせてしまうと言えるでしょう。
そのせいで、2,3日しか働いていないのに社員にならないかと言われたり、右も左もわからない高校生のガキを捕まえて、この店を任すなどと、迷惑以外の何者でもないお願いをされてきたのです。
僕は自由を気取るつもりは毛頭ありません。ただ、誰にも必要とされず誰にも迷惑をかけないポジションにあこがれているだけなのです。
それが僕とっての相応な人生のような気がしてなりません。これからもこの考えを通すかどうかは僕には予想できませんし、する気もありません。ただこれだけは言わせていただきたい。
僕は誰にも期待はしません。だから、僕に期待をしないでください、と。