今日は、愛犬を上手に撮る方法(コンパクトカメラ編)①をおおくりします。
まず、よくきれいに撮るなら一眼レフカメラでないとだめだよとか、言われるとおもいますが、そんなことはないです。ただし、コンパクトカメラには性能の制限があるので、撮れないシーンも出てくることはもちろんあります。
1、まず、カメラに慣れさせる
犬も、あんな変な物体を自分に向けられると引いてしまいます。
そこで、最初はどんな撮り方でもよいですから、写真を撮った後、大好きなおやつをあげて、思い切りほめてあげると、写真をとられるとよいことがあるぞと思ってきて、慣れてきます。
慣れてきたら、次の段階へ行きましょう。
2、最初は寝ているシーンを撮る
一番、撮りやすいのが、もちろん、寝てしまっているシーンです。けれど、寝顔ってかわいいですよね。
そこで、注意点。
①犬と同じ目線(高さ)から撮る。つまり、貴方がしゃがむか、うつ伏せになります。
お勧めは、うつ伏せになって、カメラを構えると自然に、両肘が床に固定されますので、ブレにくくなります。
②フラッシュは、発光禁止にしてください。光が強すぎて、白い犬など白がとんでしまって明るすぎる写真になってしまいます。
③室内なので、ブレやすくなりますから、ズームは一番広角(一番広く撮れる方。Wボタンを押しきった方。)で犬に近寄って撮ってください。これで、ぶれにくくなります。
あと、カメラによってはマクロモードが付いているものがあるので、その場合はONにしてください。
(※本当に近くしか撮れない顕微鏡または接写モードでなく、近くも遠くも撮れるマクロモードのことです)
④あとは、カメラの設定は、AUTOで良いと思います。ただし、ほとんどのカメラがオートで上記のような設定をしても、電源をOFFしてしまうと、また、初期の状態に戻ってしまうので、ご注意を!
3、起きているときの撮影(昼編)
なるべく天気の良い日がいいのですが、窓際で自然光で撮ってください。
その際、愛犬は窓に向っていること、貴方は窓を背にしていることが重要です。
(フラッシュは発光禁止)
これで、愛犬の方に光が十分当たります。明るいので、ズームは好きなところで止めて撮影してもぶれないと思います。(望遠側はブレやすい、広角側はぶれにくいというのは、覚えておいてください)
明るすぎる場合は、レースのカーテンを閉めてください。優しいライティングになります。
やはり、最初に撮るのに簡単なのは、お座りをさせて、大好きなおやつを離しておき、「待て」の状態にしてから撮ります。
目線をこちらにくれない場合は、名前を呼びます。そうすると必ず見るはずですから、その瞬間にシャッターボタンを押してください。(そのあと、ほめるのを忘れずに)
あとは、慣れてくればよほど素早い動きをしない限り、自由なアングルで撮れると思います。(できれば、愛犬と同じ目線の高さで撮るとよいです。)
なぜ、愛犬を窓の方に向かせるかと言うと、その逆になると、逆光になり、愛犬が真っ暗に映ってしまうからです。人物撮影でも、経験したことがあると思います。
4、起きているときの撮影(夜編)
基本的には、寝ているときの撮影と一緒です。はっきり言って、あまり動いている写真はコンパクトカメラでは難しいです
。
今のコンパクトカメラは、撮像感度(昔でいうフィルム感度)が1600とか3200とかが、搭載されているものもありますが、これぐらいの感度で撮ると写真がザラザラになって、きれいじゃありません。
動いている犬を夜、撮影するのは、あきらめましょう。その代わり、動画で撮っておいた方が、あとで楽しめると思います。
参考に、なりましたか?それでは、今日の撮影方法講座はこの辺で。
今日の写真は、昔、東武動物公園の犬ランド見たいなところで撮影したぺちゃ犬たちです。
かわいいですね。犬の目線で撮りましょうね。ちなみに他人がいっぱいいるところで、私は、寝っ転がって撮影していました。