娘の家には去年から飼い始めた人間で言えば17〜18才の猫がいます。スコティッシュホォールドのとても穏やかで落ち着いてた性格のイケメンな猫ちゃんで、名前はレオと言います。
留守を頼まれて娘の家で孫と遊んでいた時の事、突然孫が、
「そうだ僕 、ばあばに見せたい物があるんだ。ばあばの好きな物だよ。」
と言って、自分の部屋のある二階に駆け上がって行きました。
私はソファーに座って傍らにいた猫ちゃんを膝に乗せ、顎の下や頭を撫でながら孫が戻って来るのを楽しみに待っていました。
暫くして孫が何やら大事そうに小箱を持って、階段を下りて来ました。
「その箱は何なの?何が入っているの?」
「ばあば 開けてごらん、ここを押すと開くよ。きっと気にいると思うんだよ。」
私は浮き浮きしながら小箱をあけました。
「ギャァーーァーーァーーァーーー」
私の悲鳴が部屋中に響き渡りました。
驚いたのは猫ちゃんです。ただならぬ私の悲鳴に天変地異が起きたごとく私の膝から飛び上がり 一瞬 宙に浮いたかと思うと、方向転換して一目散に逃げて行きました。こんなに慌てるレオを見たのは初めてです。
早く気づくべきでした。小箱はなんとびっくり箱だったのです。出て来たのは私の大嫌いなあのニョロニョロの爬虫類、名前を書く事さえ嫌な❌❌だったのです。孫は大成功とばかりにしたり顔。孫にしてやられました。

