by ALEXANDRE CARVALHO

一族というものを考えるとき、その存続は子孫によってもたらされると考えるのが妥当でしょう。子孫が現れなければ、一族は消滅してしまいます。この単純な、そしておそらく単純でさえある推論は、存在し続け、その遺産を継承するために子孫を生み出す必要がある宗教団体にも適用することができます。パウロ会とパウロ家族にとって、"パウロ"の木が葉を茂らせ、実を結ぶためには、福者ヤコブ・アルベリオーネが提唱したカリスマに魅せられた若者を探すことが不可欠です。

イエスはヨハネから洗礼を受けた後、御父から召命を確認され、砂漠に行かれ、そこから戻られた後、ご自分の足跡をたどる最初の者たちを召されます：シモン、アンデレ、ヤコブ、ヨハネです。イエスの召命は幅広く、魅力的な性格を持っていると言えるでしょう。イエスの召命はまた、その特徴の一つとして群衆性を示しています。イエスによって語られた言葉はイエス自身であり、その言葉には、人生を魅了し、変革する力がありました。

アルベリオーネは、共に生きる人々のために何かをしなければならないという呼びかけに直面し、進化と召命浄化の道を歩む中で、自らの召命と調和する召命が周囲で必要とされていることに気づきました。ハウスが設立され、最初の一歩が踏み出されました。イエスの最初の弟子たちは、師が何を意図していたのか正確には知らなかったにもかかわらず、また、最初の若者たちは、最初の師の心の中で何が起こっていたのか完全には理解していなかったにもかかわらず、彼らは、少なくともその瞬間は、人間として、信仰者として、自分たちを満たしてくれるより偉大な何かを求めて、自分の人生を捧げたのです。

召命へのこだわりは今も変わりません。CNBB（ブラジル全国司教協議会）は1981年、8月を召命月間と定めました。召命月間の目的は、イエス・キリストの福音宣教と神の民の生活そのものにとっての召命の重要性を強調すること、特に若者の間で召命の目覚めを促すこと、そして、召命のプロセスにおいて共同体が共有する責任を自覚させることです。もしブラジルの教会にとって召命における現実が関心事でなかったら、反省、祈り、召命における取り組みに捧げる月間を設けることはなかったでしょう。この同じダイナミズムの中で、拡大された形で、ブラジルの教会は2023年にもう一つの召命年を祝っており、そのモットーは「燃える心、道に向かう足」（ルカ24：32-33参照）です。数年前、パウロ家族も、「神の賜物を再び燃え立たせよう」（2テモ1：6）というモットーのもと、2019年から2020年にかけて、召命考察に捧げる年を開催しました。このような取り組みに直面して、おそらく最も繰り返し問われるのは、教会、男女修道会、パウロ家族の仲間入りをした若者は何人いるのかということでしょう。

私たちは、新しい時代には新しい戦略が必要であることを知っています。アルベリオーネが修道院を設立するために最初の若者を呼び寄せたとき、確かに注意深かったのですが、彼が発見し、引き受けた使命を前にして、そのまなざしを通して輝いていた誠実さ以外には、特別なことは何もしていないのです。

マーケティングや心理学、社会学の貢献を否定するわけではありませんが、与えられた召命が若者にとって魅力的であり続けるためには、人生の証しこそが主要な「行動」なのです。若者は、ある修道会の会員が、自分たちが引き受けた大義のために人生を費やしていることを知れば、そのプロジェクトに参加することを考えるでしょう。正しい召命は、召命者に人生のあらゆる領域で具体的かつ一貫した成長をもたらします。この成長は利己的な態度に転じることなく、他者とより良い世界を求めて拡大します。現在、私たちが大きな召命における危機を経験しているというのは、あながち嘘ではないかもしれません。先に見たように、この危機の一つの反映が、教会を構成する機関が提案する召命月年です。しかし、私たちは自問することができます：修道召命に就こうとする若者はいないのか、あるいは、私たちの修道共同体は、そのような若者の関心を喚起するほど魅力的ではないのか？

使徒職の黙想や多忙な実践、聖体訪問における師との出会い、宣教のために（あるいは休暇中であっても）道路や空路を横断している間のロザリオの控えめな祈り、昼夜を問わず献身する学生生活、偏見や先入観を持たずに自分と周囲の人々を歓迎するための最も効果的な探求などです。

修道者一人一人の生活が、師のおかげで、光の焦点となり、味わいを増すなら、それは魅力的で、最も効果的なマーケティング活動となるでしょう。このようにして、自分の心から他の人の心へ、そして世界へと、私たちはイエスの命令を果たすのです。

御国の現存を、人生をかけて宣言する