ドネアは終わった選手、
って誰が言ったの?
行ってきました。
さいたまスーパーアリーナ。
今回は家族じゃなく、
ボクシングの師匠、
通称マスター
と二人で青森から出国です。
さすがのビッグイベント。
人、人、人。
軽食をとってから中に入ろう、
なんて甘い考えでした。
コンビニ肉マンで我慢し、入場。
長い階段を登り、
やっと着いた席は
上から5番目。
札幌ドーム並みの急傾斜の遥か先にリングがありました。

普通の世界戦との大きな違い。
照明の演出はちょっとテンションを上げてくれました。
拓真くんの統一戦。
いい流れで兄の試合に繋げて欲しいけど、序盤にダウンして、そのままズルズル。
最終ラウンドのような攻撃を早くからやっていたら、わからなかったんじゃないかな。
そしてお待ちかね。
モンスター 対 閃光
実は、
あまりに遠くて、リングで何が起きているのか、判然としませんでした。
マスターは左側のモニターをずっと見ていましたし、
レパード沼はファインダーを覗いていました。
せっかく望遠レンズ付きのカメラを持っていったので、写真を撮りまくっての観戦。
肉眼よりは大きく見えたしね。
ファインダー越しだと一歩引いたような感覚。
あまり興奮せずに見ていました。
でも、
オーッ!
とか
アーッ!
とか(違いわかります?)
歓声が心を揺さぶります。
これが、
空気感
というやつ。
テレビでは伝わらない、
これを感じたくて
青森国から行ったのです。
世界中の誰が
判定勝負になる
と予想したでしょうか?
ドネアはやっぱり凄かった。
尚哉もやっぱり凄かった。
お互いのビッグブローを受けても耐えた。
年間最高試合の第一候補でしょう。
結果はモンスターの判定勝ちでした。
モンスターとしての価値は幾分目減りしたかもしれません。
でも、ボクサーの能力としてはむしろ、耐久力を示したのではないでしょうか。
閃光は終わっていない。
まだまだ輝けることも示しました。
試合前から、
そして終わってからも、
お互いを尊敬する姿。
とても清々しい。
激闘に感謝します。
レパード沼の人生のページに刻まれました。
なお、
望遠レンズでも小さくしか写らなかった試合の写真は、
気が向いたら紹介します。
まずは疲れを抜きます。
青森国へ向かう新幹線より。
せばまた。