春には澄んだ風を~東京大学文科一類への道~

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ここから僕は動き出す!

都内の中堅高校に通い、そこそこ勉強し、一応中央大学法学部に受かったが、俺の実力はこんなもんじゃないと、痛い勘違いをしそのまま浪人へ突入。

浪人するにあたっても予備校には通わず宅浪生活が始まる。

浪人とはいっても形だけで何故か急に全くやる気が湧かなくなり三ヶ月ほど起きるのは昼。そしてやる事といったらゲーセンに行くという、いわゆるニートとしての日々を送る。

しかし、そんなダメニートに一つ目の転機が訪れたのは一浪時の夏。

一カ月程、自分の探しの旅、もとい現実逃避に出発した。その旅では様々な人と触れ合うことができ、皆一生懸命生きていると感じることができ、自分も何かしなくてはと思うようになる。

そして、家に帰宅した日の夜のこと。偶然、両親がリビングで会話している場面に出くわす。

そこで父(弁護士)は、息子(僕は三人兄弟の次男です)にはぜひ自分の後を継いで欲しいと言っていた。その言葉を聞き、僕の心に何かが目覚めた。そう確固たる目標が出来たのだ。そう、それは弁護士になること。
そして、これまで実りのない生活を送っていた自分を神様が哀れに思ったのか二つ目の転機が訪れる。それは、10月のこと。
現役時に中央に受かったための慢心からか、今年度早慶レベルなら余裕だろうとタカをくくっていた。試しに早大OPの過去問題集を買ってきてやってみたところ悲惨な結果だった。
そこで今年度はおそらくどこも受かるわけがねえ~とかヤケになった。
しかし、英語だけはそれなりに出来ていたので一発逆転を狙うために一橋法後期に望みをかけた。ただ心配だったのが、自分の答案がどの程度のものなのかというとが自分では判断できないということだった。

そこで添削をしてくれるサイトはないかな~ネットで検索してみたところあるサイトにたどり着いた。そのサイトは都内にある個人塾のHPだった。早速そのサイトに電話をしてみた。ここは割愛するが、結局その塾に通うこととなった。
そう、これこそが二度目の転機である。この塾に出会えた事によって大きく人生が変わった。まだ一か月しか通っていないが三か月前の自分とはうって変って、やる気も出てきたし、何よりも勉強の楽しさに気付き始めた。
そして思った。こんな素晴らしい先生方に出会えたんだから、もう一年頑張ってみたい!と。
無謀かもしれない。そんなに甘くはないかもしれない。残り15カ月しかない。でも僕は2009年度の東京大学文科一類を目指すことにした!