conductor's music diary -37ページ目

conductor's music diary

No Music No Life

僕は、国内でも有名なソロトランペット奏者に6年間も師事しているということもあり、「レッスンではどういうことをやるのですか?」とか、「普段どんな練習をしていますか?」と聞かれる機会が多かったので、それについて書こうと思います。

まずは、レッスンについてです。月に2、3回程度、県内のスタジオにて見ていただいてもらっています。

このレッスンについて先生は、「よい習慣をつけるための場所」とおっしゃっていました。

基本的に与えられた課題を先生が吹き、音から先生が何を云わんとしているのかを感じとり、自分が吹きます。そして、先生が良いと思えば、次の課題を渡してもらい、駄目だと思えばやり直しです。

レッスン中は、基本無言です。時々、先生に楽器の持ち方や姿勢が悪いと言われたり、練習がいいかげんだと怒られるぐらいです(最近は、あまりありませんが)。

本当に「良い習慣」をつけるためのレッスンであり、なんら魔法のような特別なことを教えていただける訳ではありません。


次に、練習内容ですが、基本的にレッスンで与えられた課題が中心です。

まず、マウスピースで音を鳴らします。

次に、先生が作られた「Daily Training」をやりますが、これはロングトーン、リップスラー、タンギング、スケールなどの基礎練習で、先生に師事してからは、よっぽどの事情がない限り、ほとんど毎日欠かさず練習しています。


次に、「アーバン 金管教本 第一巻」を使用した練習です。

この教本は金管楽器の奏法が凝縮されている、素晴らしいメソッドです。

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この中から、毎回のレッスンで課題が出されます。

まず、「音程とリズムの基本練習について」という章から6曲ほど練習します。この章では、シンコペーションやリズム、音の長さについて気をつけながら練習しています。

次に、「スラーの練習について」という章から6曲ほど練習します。
この章では、どんなに跳躍があっても、滑らかに演奏すること、高音や低音の音の充実感にについて気をつけながら練習しています。

次に、「音階の練習について」という章から6曲ほど練習します。
この章では、長音階と短音階と半音階について学習します。

次に、「音の跳躍と和音の練習について」という章を練習しますが、跳躍から1ページ、和音から1ページを練習します。
この章の跳躍練習では、高音から低音へ、あるいは低音から高音へ、充実した音で移ることや、マウスピースを動かさないように気をつけています。
また、和音練習は、和声感を身につける上で最も有益な練習の一つだと思っています。

最後に「タンギングの練習について」という章から数曲練習をします。
この章では、ダブルタンギングやトリプルタンギングなどのtuとkuの発音を均等にできることなどに気をつけています。


次に、「コプラッシュ 60のエチュード」を用いた練習です。

この教本はホルンの高音域克服のために書かれた教本です。

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この中からも毎回レッスンで課題が2~3曲、出されます。

この教本の特徴としては、特に後半が、高音域から低音域までの幅が広いことや、一曲の中で休みがなく最後まで吹き続けることなどです。

なので、僕はこの教本を最初から最後までよい音で吹けること、ブレスコントロール、力まないことなどに注意して練習しています。


次に、「アーバン 金管教本 第二巻」を使用した練習です。

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この中の「終章 14の特別な練習曲」からレッスンで課題が出されます。

この練習曲は耐久力のテストに書かれたものですが、「アーバン 金管教本 第一巻」の要素が全て詰まった技巧的かつ、カンタービレの要素の加わったものです。

この練習曲は「アーバン 金管教本 第一巻」が一通り終わった方が練習する章だと思います。


最後に、レッスンで課題として渡された楽曲や、ソロ曲の練習をします。


こんなところで、練習法の紹介を終わらせていただきますが、僕は6年間毎日こういった練習をしてきました。学校や部活がとても忙しかったのですが、毎朝6時半に学校に行ったりとか、夜は毎日スタジオを借りるなどして、なんとかやってこれました。

しかし、「1日ぐらいいいかな」とか、気を抜いて練習をしたりしたら、すぐにスランプにはまり、なかなか抜け出せないものでした。

自分の師匠は今年でデビュー40周年を迎えますが、毎日こういった練習をしてきたそうです。

「よい習慣」を作ることは本当に大事なことだと思います。

きっと、急がず焦らず、毎日練習していくことが大切なのでしょう。


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