2017年10月9日12時42分
いよいよオシラ堂です。霊感の強い方などは注意して下さい。
昔、ある農家に娘がおり、家の飼い馬と仲が良く、ついには夫婦になってしまった。
娘の父親は怒り、馬を殺して木に吊り下げた。
娘は馬の死を知り、すがりついて泣いた。
すると父はさらに怒り、馬の首をはねた。
すかさず娘が馬の首に飛び乗ると、そのまま空へ昇り、おしら様となったのだという。
聴耳草紙によると、この後日譚があり、
天に飛んだ娘は両親の夢枕に立ち、
臼の中の蚕虫を桑の葉で飼うことを教え、
絹糸を産ませ、それが養蚕の由来になった説。
以上の説話から、馬と娘は馬頭・姫頭2体の養蚕の神となった伝説。
東北 関東にはいろいろなオシラサマ伝説があるようです。
この場所で写真を撮ると何か不思議なパワー映ると地元の霊感の強い方が言います。
遠野のオシラサマ伝説 貧しい農家なのに馬のオーナーです。
愛娘を受け入れた買い馬をセリに出さずに殺めてしまった父
昔から遠野の人々は裕福だったと推測出来ます。
日月神事の世界では人も動物も仲良く出来る世界が来ると予言しています。
愛する馬は天に上り二人は神に
愛する馬を失い悲嘆にくれる少女です。