金色という言葉を聞いて何を思い浮かべるだろうか。財宝、金メダル、輝いているなにか....。連想するもの全ては光り輝いていて、暗いイメージは一切ないだろう。今回紹介する『金色ラブリッチェ』はそんな金色をメインテーマとした心温まる物語である。
※今回紹介する作品はいわゆる美少女ゲームといわれるジャンルなので不快に思われる方はブラウザバックをお願いします。できるだけネタバレは防いでいきます。
Act. 君にとってのゴールデンタイム
先にも述べた通りこのゲームは金色をメインテーマとしている。それに付随して物語はゴールデンタイム(金色の時間)を中心として動いていく。【日が落ちてゆき、夜になる一歩手前。ほんのひと時現れる輝きの時間。なにもかもが暮れてしまう手前の一瞬。ほんの一瞬だけある、世界のすべてが輝くとき。それこそが俺にとってのゴールデンタイムだ。】これは理亜(メインヒロインの一人)が水平線に沈んでいく夕日を見ながら発した言葉だ。テレビ業界ではゴールデンタイムといえば、午後7時から午後10時頃の最も視聴率がとりやすい時間帯のことを言う。定義で言えば物事を行うのに適した時間を言うのだそうだ(weblio辞書より)。
『金色ラブリッチェ』において、主人公・ヒロイン(計6人)にはそれぞれ自身のゴールデンタイムをもって書かれている。それらには自身の信念が映し出されている。時間は一瞬で過ぎて行って、だがその過ぎた時間は二度と戻ってはこない。自身のゴールデンタイムを探すのもいいだろう。君にとってのゴールデンタイムは今なのかもしれないから。
今回は物語の概要、キャラクター等はほとんど書かないでテーマについてだけ紹介しました。皆さんは今生きている人生を精一杯生きていますか?
受験にしろ仕事にしろ無駄なことは一切ないのです。今生きている時間がゴールデンタイムだと僕は思います。最後に皆さんにこんな言葉を送りましょう。
【人生は一度っきりで、一瞬たりとも無駄な時間はない。なら今突っ走らず、いつ突っ走るんだ!。】
終わり
どんどん経済が発展し、都市開発が進んでいる中、「人いっぱいの窮屈な都市ではなく、田舎に住みたい!!」と思ったことのある人は少なくないと思う。実際都市でストレスを抱えて田舎に引っ越すというケースは珍しくはない。今回紹介する『stardew valley』はそんな「人いっぱいの都市ではなく、田舎に住みたい!!」を疑似体験するのにぴったりなゲームだ。
当作のあらすじを紹介すると、主人公は都会での仕事に嫌気がさし、亡き祖父からの手紙を読み、古い牧場を譲り受ける。あるのは少しのお金と農具のみ。ここから主人公の田舎農業生活が始まるのだった.....。と、いう具合の始まり方である。始まり方としては当たり障りのない感じではあるが、この(窮屈でストレスを感じる)現代社会においてこの始まり方にある種の共感や魅力を感じるのではないだろうか。この際に読者のみなさまにもストレス社会からの脱出を体験してみてほしいと思う。



