マーサ「こんばんは、マーサです。今回のサプライズは、google音声検索です。
クリスマスプレゼントみたいですね。ipadを立ち上げて、インターネットにアクセスしたら、利用できるようになっていました。自分の声で、サクサク検索できるのは,うれしいことです。例えば、住所を話して見るだけで,google mapで、表示してくれるのです。」

アトリー「凄いですね~。技術進歩は、早いです。自分も、バージョンアップする必要が,あります。」
マーサ「それでは、今回は、ゲーム論教室第5回目は、基本用語についてです。」
アトリー「ゲーム理論の最も基本的な、要素はプレイヤーです。」
マーサ「プレイヤーとは、ゲームで意思決定し行動する最小単位のコトです。ゲームのルールは、プレイヤーの集合を明確にすることからはじまります。プレイヤーは消費者や生産者などの個人だけでなく、企業、政党、国家なども1人のプレイヤーとみなすことができるのです。」
アトリー「でも、企業を経営者や労働者、株主などの独立した行動主体とみなした方がいい場合は、企業を1人のプレイヤーとみるよりは、企業の構成要素である経営者や労働者、株主をそれぞれ異なる1人のプレイヤーであるとするんです。同様に、国家を単一の意思決定者ではなく、政治家、官僚、有権者などの行動主体を独立したプレイヤーとする方が良いのです。」
アトリー「ゲームのモデルを作る時に、誰をプレイヤーと定義するかが、分析する問題によって異なりますよね。」
マーサ「2人以上のプレイヤーが協力を目的として、形成する集団を、提携といいます。企業のカルテルや労働組合、複数政党による連立政権など、提携には様々ものがあります。ゲームは、参加するプレイヤーの数に応じて、2人ゲーム、3人ゲーム、そして、一般化してn人ゲームといいます。」
アトリー「プレイヤーがゲームをプレイするために立案する行動計画を、戦略というんです。一般に、単一の行動と戦略は概念上、区別して用います。」
マーサ「戦略とは、ゲームの状況毎に利用可能な情報に基づいて、どの様に行動するかを指定する行動計画のことです。ホント、囲碁や将棋の室内ゲームからスポーツ、企業の経営戦略や投資戦略など、身の周りの様々な場面で、戦略という用語が、用いられているんですね。」
アトリー「この続きは、次回に回しますね~。それでは~。」