こんばんは、レオンです。

ついに、9000円割れですね。株価も。

あまりに、無策すぎて、何も言えないというか。

昨年の政権発足後、すでに、10か月以上経過しておりますが、
具体的な、政策は、『子供手当』と『高速無料化実験』だけということで。

エコカー&エコ家電減税と補助金も終わりが、見えてきて、
各自動車会社も、テコ入れを待つのみとなってきたので、

まったく、風読みをしている最中ですし。

民主党も、代表選を控えていて、まったく具体的な動きもなしです。

こんな言葉を、聞いたことは、ありませんか?

『フーバー・モラトリアム』という言葉を。

ブラックマンデーを控えた時期のことです。

Wikipediaより。

『フーヴァーモラトリアム(英: Hoover Moratorium)は、1931年に当時のアメリカ合衆国大統領フーヴァーが世界恐慌によって財政危機に陥ったドイツを救済するために行った債務支払猶予措置。西洋諸国によるアメリカへの債務支払いを1年猶予すると同時に、ドイツによる西欧諸国への賠償支払いに1年の猶予を与えた。1931年6月20日にフーヴァー大統領が声明を発表し、同年7月6日までに15カ国からの支持を得たが、議会は同年12月まで承認しなかった。猶予期間内に経済が回復するだろうというフーヴァーの予測があったが、経済は好転せず、世界恐慌は更に深刻化した。』

世界経済が転落していく前提に立って、無策であったために、大恐慌に至ったのです。
そのまま、ブロック経済に、なっていき、第2次大戦に至ったのです。

全く同じとは、申し上げられませんが、危機的状況にある点では、同じです。

誰かが、案を出してくれるのを、座して待っているだけでは、何も変わりません。
『仕分け』では、大胆な、改革には、なりません。

3人集まれば、「文殊の知恵」です。
積極的な、議論の場が必要です。

あの頃は、良かったなんて言っている場合では、ありません。

総理が、会う必要があるのは、1年生議員ではなくて、日銀総裁ではないのか?という声も、あります。

経済の舵とりは、転ばぬ先の杖です。

後手に回るのではなく、積極的な、介入が、必要な時期ではないでしょうか?

『日本は、こっちに行く』のだという意思表明こそが、必要なのでしょう。
リスクを取るというのは、安全策ではなく、ポリシーなのですから。

日本が、前に立つことができる『肝心な時期』でもあり、
世界が求めているのは、『日本のリーダーシップ』なのですから。

唯一動けるのが、日本だけだからこそ、円高に振れているわけでもあり、
このままだと、じり貧になりかねません。

新たな一手を、願うばかりです。

それでは~。