おはようございます、レオンです。

続報。昨年度の浪人組が300人超いらっしゃるようですね。ということは、
1,000人超いらっしゃることになりますよね。
今年の監査法人の求人が、1,200~1,300人くらいというお話なので、
来年度も同程度の求人「しかない」と想定すると(景気の動向は、正直そう変わるものでもないですし)、求人って、景気が良くなったとしても「いきなり」増えたりはしないものです。

ですから、今年と同程度の合格者を出してくれると仮定しても、合格者の50%近くは、監査法人には、いけない計算になりますよね。

ということは、現制度下では、実務経験を得ないと、「公認会計士登録」ができないので、
「公認会計士」を名乗ることは、できないことになります。
「公認会計士試験合格者」止まりです。
資格保有者に過ぎません。
「独占業務」なので、勝手には出来ませんし。
「監査業務」ができるのは、「監査法人」と「複数の会計士事務所の合同」だけですしね。
現在の法律下では、個人で監査業務を行うことは、できないですよね。
他に当てが無いですし。

昨日のニュースでは、10日(明日ですよね)に懇親会が開催されるということですが、
「来年の半ばをめどに」ということのようです。
ですが、そんなに猶予を持ってもらっても、困ってしまいますよね。
現に、大幅な「浪人組」が、すでに出る見込みなのですから。
「試験制度の魅力が、失われる」というレベルの問題では、ないはずです。
少なくとも、「臨時的に」、実務経験の対応策だけは、お願いしたいものです。
それだけ、「登録の時期」が遅れることになるのですから。
それと、「監査法人等にいけない期間は、どうするのか?」という問題は、やっぱり気になります。
昨年度の浪人組の方々は、1年をどう過ごされてきたのかも、知りたいですよね。
でも、合格しても、浪人組は、表現が、良くないとは、思うのですが。

当初立てた、プランは、3つですが、
最初のAプランは、消えていきそうです。
残りのBとCのどちらかに、なりそうですが、
Dプラン考えましょうかね?


それにしても、「厳格化を含めて」という言葉が、気になりますね。
それでは、受験年度によって、「試験の問題のレベル」が、変動するかもしれないですし、
そうではなかったとしても、ボーダーが、大葉に変動するというのは、
試験制度の「公平性」は、どうなの?ってことになりますしね。
安定的に、人材を輩出していくのであれば、合格者数も、「安定的」である必要が、ありますよね。
でなければ、受験する方も、怖くて、とても、チャレンジしようとは、考えないはずです。
受験にあたって、要するコスト(時間、マネー、機会)は、とんでもなく大きいですから。
大学生が、在学中に合格するのは、一部ですし、
「浪人」ともなったら、「新卒」では、なくなってしまいます。
これは、大きなデメリットですよね。

それに自分は「絶対大丈夫」と能力と実力が伴っていれば、問題が全くないわけですが、
そこまで、「絶対に大丈夫である」ということは、ないですし。
自分を含めて。
試験は、生物ですし、模試でトップクラス「だったとしても」、失敗される方は、相当数いらっしゃいます。

「自信過剰」は禁物です。
試験ですから、合格を決めるのは、自分では、ないですよね。
もちろん、「それだけの実力があると確信できるレベル」まで、到達できるのが、望ましいとは、思いますけど。
偉そうに聞こえたらすいません。
でも、「覚悟は決める」必要が、ありそうです。

想定しておくことは、「最低限」必要なことです。
人生をギャンブルにしては、イケないのですから。
それでは~。